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世界中のゴルファーの憧れのコース "ペブルビーチ" 併設されている "ギャラリー・カフェ" です。
プレー代が、500ドル (目玉が飛び出ちゃいそうな金額) のコースの朝飯食堂でもあり、お客さん達は、それなりにお行儀の良い方達が多いけど、量はたっぷりガッツり。
席に着くと早速、コーヒーか紅茶を尋ねられ、次にオレンジジュースはどうかと尋ねてきます。 プレー前の食事(というのが前提)なので、手際よくオーダーをきいてきます。
コーヒー($3.75)を注文して、
サウスウエストオムレツ ⇒ ざく切りトマト、サルサ付き
カリフォルニアオムレツ ⇒ アボカド付き
>エッグベネディクト<
この料理の発祥は、諸説云々ありますが、ニューヨーク辺りが出どころのようです。 そして、この卵料理に欠かせないのが、Sauce Hollandaise "オランディーズソース" です。 大雑把なレシピですが、卵黄とバターとレモン果汁をよ〜く撹拌して、塩・黒胡椒で調味、カイエンヌペッパーで風味付けしたフランス料理のソースで、マヨネーズによく似てます。 ジャガイモ、白身のお魚とかに使います。
(バターを塗ったトースト+ベーコン+ポーチドエッグ)×かける オランディーズソース = エッグベネディクト。 トーストは、イングリッシュマフィンでカナディアンベーコンを使うのが正統と言ってますが、ベジベネディクトは、ベーコンの代わりにアボカドってカリフォルニアらしい。
半熟卵の料理なのでレストランやカフェでの 『卵の鮮度』 のバロメーターにしています。 それにしてもどうしてこんなに朝からボリューム満点なのかしら‥。
『Breakfast』の意味
イスラム教のラマダン 「断食」 は、よく知られていますが、キリスト教でも断食 "fast" は、大切な習慣でした。 夕食以降翌日の朝食までの断食を破る "break" するところからブレックファストとなったのですが、昔の人達は、起きた時は、めちゃくちゃお腹が空いていたので、朝ガッツり食べるわけで、そのなごり。 確かに空腹時にスーパーマーケットでの買い物は、ガッツり買っちゃいますものねぇ。
ここに限らず、オムレツは、卵2個分が普通サイズで、3個使ってオムレツという場所もあります。 「ここの目玉焼きは美味しいからいつも5個焼いてもらうんだ。」 って言ってたアメリカ人もいました。 幾ら断食を破るとは言え、それは食べ過ぎと個人的に思います。
オムレツは、14ドル。 エッグベネディクトは、16ドル。
ごちそうさまでした。