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1875年より営業、且つてのパレスホテル時代。 ここは、 "グランド・コート" と呼ばれる馬車が入っていた玄関口。 今で言う車寄せでした。 サンフランシスコ地震で被害を受け、1909年再オープン、レストランとして生まれ変わりました。
>本日のランチ<
何とも柔らかな葉っぱ、グリーンビーンズの火のとおりがいい具合、新鮮なダンジネスクラブのたっぷりの身が、アボカドのまったり感と合い、サンフランシスコらしいサラダ。 そして印象に残るのが、"green goddess dressing" 『緑の女神』ドレッシング。 タラゴンのふくよかな風味が、お口いっぱいに広がるとは、まさにこの事で、ここに来なければ、食(ショク)せません!
このドレッシングは、1915年に初代シェフ・フィリップさんが、同じタイトルの演劇作品から名付けたもの。
ほんの少しだけ冷えたシャルドネがいいですよ。
レストランのスタイルとしては、カリフォルニア料理という事ですが、このポットパイは、甲殻、魚介類の旨味が濃縮され、伝統的なフランス料理のスタイルに仕上がっています。 クリーミーで濃厚でしかも嫌みのない一皿。 軽いパイとおおぶりのエビの食感が、口の中で楽しく広がります。
摺ガラスの天井からやわらかにお日様があたり、贅沢で優雅なランチタイムでした。
サラダ26ドル、ポットパイ27ドル、グラスワインは、10ドル〜。
ごちそうさまでした。
月曜〜土曜の11時半〜2時。
サンデーブランチは、日曜10時〜2時。
チョッとだけお洒落してください。 (スカーフを軽く巻くとか‥。)
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