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アーティチョーク
(グリーンボール種)
今は、アーティチョークの季節でもあり、ある日系人の方からアーティチョークは、カリフォルニアの枝豆と教わりました。
カリフォルニア州は、アメリカで最も農業が盛んな州で、その特産物でもあり、国内の100%近く生産されているのが、"アーティチョーク" です。
この野菜は、地中海辺り原産のカルドンというアザミの茎みたいな野菜を改良したもので、13世紀にヨーロッパへ伝わり、15世紀になるとイタリアで幾つも品種改良され、種類は非常に多いです。
<食べ方>
外側の鱗状の部分を包丁で剥いで、可食部の芯だけにして洗い、レモン汁を加えたお湯で5分ほど茹でます。 (レモンを入れるのは変色を防ぐ為です) 茹で上がったら中央部分のうぶ毛のようなものを手で取ります。 熱いですが芯がとても柔らかいので手で取らなきゃ食べる部分が少なくなります。 アイヨリソースをつけて、いただきま〜す!
Ailloli アイヨリソース ⇒ 数片のニンニク(人数分+2片)をすりつぶし、塩少々、卵黄一個を加え少しずつオリーブオイルを加えてかき混ぜます。 マヨネーズを作る要領です。
しかし、家では‥。
茎の外側を薄くこそげとり、鱗状になっている頭の部分の1/4くらいを切り落とし(かなり力が必要です) 湯気のたった蒸し器に入れて25〜35分スティームします。 時間は、大きさ堅さにより加減しますが、茎と鱗部分が、「柔らかすぎかな?」 というまで蒸します。 時間の経過ともに奇麗な緑色から、モスグリーンになっちゃいます。
アイヨリソースも美味しいですが、キューピーマヨネーズに軽く炒ったカレーパウダーを混ぜたソース。 ⇒ 即席アイヨリソース・オリエンタル風。
鱗部分を一枚一枚剥がしながら、鱗の付け根にソースをつけて歯でしごくように、食べます。 ヒトツ食べては、殻を捨てていく様子が枝豆に似ていますね。
最後にウブ毛を除いた芯と茎の部分。 ホクホクしてここが、最も美味!
おつまみと言えば‥
捨てがたいおつまみ。
カリフォルニアは、アーモンドの生産全米1です。 ビール好きの方へのお土産にもいいですよ。
また、一杯飲み屋さん "Bar" は、飲むだけでおつまみを出す事はありません。 しかし、ミッシュランのレストランガイド サンフランシスコ版・初刊で "食事も楽しめるパブ" として紹介されたのが、一軒だけでしたが、5年目を迎えた今年10件になっています。 タパス系お食事処は、流行っています。
いつもは、バーで一杯のお父さんもこの日は、家族でレストラン。
小皿料理とはいかないですね。
お母さん、いつもありがとう。