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冷たい雨の日の西洋美術館、中庭。
ロダンの考える人。 寒そうです。
<ジャパネスク展>
来年、1月9日まで開催中。 ようやく見に行く事ができました。
ショップは、必ずチェックします。 『浮世絵』モチーフは、アメリカ人には人気のようです。 写真の奇麗な本もあり、ちょっとしたプレゼントが、見つかります。
何はともあれ、展示会場へ。 ジャパネスクと言うと漫画を、先に思い出してしまいますが、北斎,広重‥‥。 木版画からリトグラフの作品を展示しています。
日本の版画制作のビデオが上映されていました。 数年前、版画の実演にいらした摺師さんによく似てらっしゃる。 「色の数だけ板がある。」 と説明してくださっていましたが、同じような板が沢山ありました。 木片とノミでの微調整をする様子を見て、首を横に振るアメリカの方達,印象的でした。
富士山がずらりと展示。 色がとても鮮やかで、この風景は、素敵にジャパネスクです。
以前、美術に詳しい方が、「日本美術は、西洋とは違う遠近法で、必ずしも左右対称でなく、中心が真ん中とは限らず、構図、構成が西洋の人には新鮮に見える。」 と教えてもらった事を思い出し、改めて鑑賞すると納得。
「なるほどぉねぇ〜。」うなずきながら進んでいきました。
ヘンリー・リビエラの作品登場。
エッフェル塔をモチーフにした36景のリトグラフ。 ロートレックのポスターも同じ手法。 クレヨンで描いたみたいな線が特徴的。 ほんわか暖かくなるような優しい画風です。 また、エッフェル塔自体が、絵になる建造物ですものね。
ゴールデンゲートブリッジ = サンフランシスコ。 エッフェル塔 = パリ。
訪れていなくても容易に想像できます。
作品案内に、構図の似た浮世絵が添えてありますので、より分かりやすくなっています。
影響を受けたという事は、真似っこなのかもしれないけれど、ここから自分の持ち味として発展させていってる訳だから、"発展的創造力" って才能ですよね。
と気がついたのが、ロートレックのポスターに描かれているテーブルの線が、"斜め" に絵を上下に切っちゃうようにひいています。 常設展のどれかテーブルの線を見てみると "水平" にひいています。 この違いが、影響を受けているかどうか。 なのだそうです。
才はなくてもお腹は空きます。
カフェに行きましたら、"Fukushima" ラーメンがメニューに! 喜多方ではない。
スモークサーモン、ゆで卵、青梗菜、カボチャ、人参、もやし、かまぼこ、インゲン、リンゴ、素揚げの椎茸、ネギと11種類の具入り。 スモークサーモンの入ったラーメンは初めて、そしてスライスしたリンゴは、さわやかな酸味がよいアクセント。 スープは、うどんスープを思わせる和風。 これは "アイデァ料理"
喰いっぷりの良さ?にキッチンからシェフコート着た若いお兄さんが 「どう?」 と聞きに来た。 ちょっと恥ずかしかった。
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