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近所の朝市では、豆類をはじめ、トマト屋さんが店を出し始めたり。 アスパラガス農家のテントには細い物からブッ太い物まで、みずみずしくて美味しそう。 春の野菜がドンドン出てきました。
紫色のアスパラガスは、珍しい、、、。
新聞の食品関係の記事に ”紫色の野菜” がレストランでも使われるようになったとも書いてありました。 アスパラガス以外にも、アーティチョーク、カリフラワー、人参、ジャガイモも紹介されていました。
紫色は、アントシアニンという色素で、植物界ではわりと含まれている事が多い。 果物、野菜、お花の赤、青、紫色系を出している。 水に溶けやすい色素。 紫色のキャベツの千切りを水につけておくと青っぽい水になりますが、あの色の事ですね。
天然の有機化合物、フラボノイドの一種で、抗酸化物質(酸化を抑える)で疲れにくくする働きがあります。 筋肉疲労を抑える働きがあります。 眼の疲れにブルベリーがよいと言われますがそこからきてるのですね。
ついでに食材辞典でアスパラガスを調べてみたら、、、。
Asperge Violette (フランス語)とありました。 私の辞典が古いせいか英語の表記は無かったけれど、 ”パープル・アスパラガス” と朝市の札にはあったように思います。 芽が地上から数センチ出てきたら収穫する。 穂先が紫色なのでこの名前が付いて、香りがよい。 フランスでは、大変好まれている。 食べた時、何時もの緑色のより、野菜っぽい匂いを感じたのはそうだったんですね。
白いアスパラガス。 若芽に日を当てないように盛り土をして育てる。 緑色より柔らかい。 “天使の指先” とも呼ばれています。
緑色でも、細いアスパラガスは ”野生のアスパラガス” と呼ばれていて、太いアスパラガスとは別の種類である事が分かりました。 太いアスパラガスは、名は体を表すようなゴロッと太い方が甘みがあって柔らかい。 20センチくらいになったところで収穫。
4種類が書いてありました。
今回は、白色以外が売っていました。 穂先が開いていなくて削りたての鉛筆みたいになっている事。 切り口ができるだけみずみずしい物を選びましょう。
家では、茹でる時、沸騰する前に、塩気が少し分かるくらいの天然の塩を入れます。 好みにもよりますが、少し固めに茹でたのが歯ごたえがあって美味しい。
一回で食べきれるといいのですが、冷蔵庫で保管する時は、ペーパータオル等で切り口が乾かないように、穂先が傷つかないように包んで、ビニール袋に入れて、、、今は野菜保存用バックがありました、、、。 立てた状態で保存するとよいでしょう。
*写真は、朝市で買って来た、野菜とパン。