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2015年9月末以降続いているインドからの経済制裁により、燃料不足が深刻になっていますが、その影響は国内線運航にも出てきています。
ネパール国内での国際線への給油を一時中止し、在庫燃料はすべて国内線に充てるべく対応していましたが、11月に入り、いよいよ厳しい状況となってきました。
燃料が確保できず11月8日には多くの国内線が運休に。現在は、インドから空輸で燃料を運び、各路線とも減便しながらもなんとか飛ばしている状況です。しかし、通常インドから陸路で運んでいる燃料を空輸しなければいけなくなったことにより、一時的に燃油料が値上がりし、国内線料金にも影響が出てきてしまうことになってしまいました。
旅行者の利用の多い主な路線の代金は、以下の通りです。太字は燃油危機による値上げ価格、カッコ内は平常時価格となります。
≪片道国内線料金(燃油料+空港利用料込)≫
カトマンドゥ~ポカラ間 147USドル(124USドル)
カトマンドゥ~ルクラ間 178USドル(161USドル)
カトマンドゥ~バラトプル(チトワン)間 131USドル(114USドル)
カトマンドゥ~バイラワ(ルンビニ)間 171USドル(144USドル)
カトマンドゥ発マウンテンフライト 249USドル(205USドル)
ポカラ~ジョムソン 確認中(111USドル)
燃料危機が続く場合、しばらくはどの航空会社でも赤字料金での対応となります。
状況が改善されれば、またもとの料金(上記カッコ内)に戻ることと思いますが、11月10日現時点では改善の見込みはありません。
他の主要ルートの新料金については、私の経営する旅行会社の国内線運賃のページに掲載していますのでご参照ください。
また、運航状況はインドからの燃料空輸状況にかかってくるため、前日夕方にならないと翌日の運航状況が決まらない、という状況になっています。あわせてご注意ください。