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カトマンドゥ空港周辺には野鳥が多く、離発着便に鳥がぶつかる事故が以前から問題になっています。
2012年9月には早朝発ルクラ行シタエア便が、離陸直後に鳥と衝突し、空港近くの川に墜落。乗客乗員19名全員死亡する事故もありました。
3月22日(日)午後入ってきたのは、カトマンドゥ空港着陸直前の、バンコク発タイ航空TG319便の片方のエンジンに鳥が吸い込まれたというニュース。
大事故にはならず、無事着陸したものの、その後機体点検のため出発が数時間遅れ、13時50分カトマンドゥ発だったTG320便が離陸できたのは、18時半頃だったようです。
カトマンドゥ空港周辺に野鳥が多い理由として、「肉屋やセクワ(焼き鳥)屋が多いため」という理由が挙げられていたことも。
鳥が廃棄肉をたかりに集まるため、空港周辺の肉屋やセクワ(焼き鳥)屋を撤去させるとかさせないとかいうことが話題になっていたことがありました。
確かに、空港周辺にはおいしいセクワ屋が多くて、「エアポートセクワ」と名付ければ集客できる、とも言われ、似たような名前の店をよく見かけます。
そんなことはさておき、今回は遅延程度の被害で済みましたが、バードストライク事故は他人事ではありません。今後も大事故が起こらないことを祈るばかりです。