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8月30日付、在カトマンドゥ日本大使館からのお知らせを転載します。
===転載ここから===
共産党(毛沢東主義派)CPN-M(所謂バイディア派)が先導する33の少数政党連盟は,これまでも,現政権の正当性を認めずに,11月19日に実施される制憲議会選挙に抗議をしていましたが,9月26日が選挙候補者の登録日に決定されたことを受けて,同選挙手続を妨害すべく次のとおり9月中の抗議活動を実施する予定である旨を明らかにしました。
(1)地方におけるバンダ(ゼネラルストライキ)
ア 12日 東部地域
イ 13日 極西地域
ウ 15日 東部テライ地域(モラン郡からパルサ郡)
エ 16日 中西部
オ 17日 中部山地エリア(ポカラよりも以東の地域)
(2)集団行進
ア 18日 ジャナクプル(ダヌシャ郡)・ブトワル(ルパンデビ郡)
イ 19日 チトワン・イタハリ(スンサリ郡)
ウ 20日 ビラトナガル(モラン郡)・ダンガディ(カイラリ郡)
エ 21日 カトマンズ・ポカラ
(3)ネパールバンダ(全国規模)
25・26日
バンダは,午前6時頃から午後6時頃までの終日が予定されており,実施中は,車・バイクの交通が妨害されたり,公共交通が停止する可能性が高いため,注意して下さい。車・バイクを利用して外出した場合に,投石等を受けた事例もあります。
実施地域については,別添の見取図(「ネパール渡航安全情報」)を参考にして下さい。
===転載ここまで===
旅行シーズン真っ最中の11月19日に、制憲議会選挙が予定されています。
選挙前にはストや妨害活動などが起こりやすくなるため、今シーズンは面倒なことになりそうだな、と懸念していましたが、やはり、というような動きとなっています。
バンダ(Banda=スト)が実施され一番困るのは、車両移動ができるのかできないのか、当日までわからないこと。
最近は、バンダの日でも、旅行者用の車両には危害を与えられないことが多く、観光用の車もツーリストバスも通常運行できていることが多いですが、今回はどうなるのか、今後の動きを見守るしかありません。