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カトマンドゥ旧王宮(ダルバール)広場内に、「クマリ」と呼ばれる少女神(生き神)が住む館(写真上)があります。
クマリは、お釈迦様の先祖といわれる「シャキャ」族の少女の中から代々選ばれ、彼女の身の振る舞いが、国勢の予言に結び付くことなどもあるとされる、重要な存在です。
↑ クマリの館にある中庭にて。
この「クマリ」、カトマンドゥの「クマリの館」にいるクマリしか一般の旅行者には知られていませんが、カトマンドゥ周辺の古都「パタン」や「バクタプル」にもいるのです。
カトマンドゥのクマリは国のクマリ、パタンやバクタプルのクマリは地方のクマリという位置付づけです。
↓ バクタプルのクマリの館。
カトマンズのクマリの館で現クマリを拝むことは、最近非常に難しくなっていますが、地方のクマリであれば外国人であっても接見が可能です。
↓ パタンのクマリ。
↓ バクタプルのクマリ。
どうしてもクマリを拝みたい、という場合、地方のクマリを訪れてみる方法もあるというわけです。