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2008年8月7日付、在カトマンズ日本大使館からのお知らせを転載します。
===転載ここから===
ポカラ市内における爆弾事件の発生に伴う注意喚起について
当館に入った情報によれば、昨日(8月6日)午後8時頃、ポカラ市内の2ヶ所において爆発事件が発生し、死者はないものの6名の負傷者が出ました。
邦人の被害者はおりませんでしたが、爆発場所は、ポカラ空港から北方約1キロメートの地点で、邦人の旅行者が度々利用するホテル街とポカラ市内を結ぶ中間地点であるため、今後、邦人がこのような事件に巻き込まれる可能性も否定できません。
観光地等を訪れる際は、治安情勢の入手に努め、爆発事件に巻き込まれない十分に注意して下さい。
===転載ここまで===
(補足)他国で大被害が出る爆発事件と比べると、カトマンドゥやポカラで起こる爆発事件の規模は、非常に小さいものが多いです。
規模の大小にかかわらず、また、死者が出る出ないにかかわらず、このような事件が起きること自体、重要視すべきことなのでしょうし、『危険』と認識すべきなのでしょう。
しかし、私個人的には、いつ刃物で無差別に刺し殺されるかわからない現在の日本での外出のほうが、真剣に怖いですし、被害に遭う確率も高いのではないかと感じてしまいます。
このような事件が起きると、『ネパールは危険なのか?』という問い合わせが増えますが、どちらが危険でどちらが平和なのか、ということは、正直私にはわかりません。
ただひとついえることは、どの国にいても、危機意識を常に持ちながら行動することは大切、ということです。