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香港の中環(Central)地区は香港の政治・経済の中心です。買い物やナイトライフを楽しめるところもたくさんあります。ですがホテルとなりますとそれほど多くありませんでした。地下鉄中環駅から徒歩数分のところにThe Pottingerというブティックホテルがこのほど誕生しました。
ホテルの外観
Pottingerとは最初の香港の総督の名前です。ブティックホテルということで部屋の数は68室とたくさんあるわけではないですが、その分、内装にこだわりおしゃれな室内となっています。西洋と東洋の文化を融合している香港ということで、西洋風でありながら中華のアンティークを調度品に使ったりしてします。部屋の大きさも23から68平方フィートと大きめ。シャワー室が大きかったり、西洋のホテルにしては珍しく、個室のトイレがあるなど日本人にはうれしいレイアウトです。また、ホテルサービスの概要についての本は英語と中国語版のほか日本語版が用意されているなど、"日本人びいき"のホテルといっていいでしょう。価格は季節によりますが、1泊1880ドルからです。
クラシックルーム
スタジオスイート
昔の香港を知ってもらいたいということで、半世紀以上のキャリアをもつ香港の写真家ファン・ホー氏が撮影した写真を各部屋に飾っているのも特徴です。
昔の香港の様子
食事は、後藤光雄さんがシェフを努める葆里湛。東京では有名だったステーキのホリタンの同じグループの別系統のレストランです。遠赤外線で焼くステーキが売りでその味は格別です。そのほかにイタリアンレストランの「Gradini Ristorante Italiano」、昼はアフタヌーンティー、夜はバーの「The Envoy」があります。
部屋の料金などの詳しい詳細は
www.thepottinger.com
まで。
このようにトイレが分かれている部屋もあります