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毎年12月上旬に香港国際競馬(Hong Kong International Race)という世界的にも有名な競馬が開催されます。日本からも少なからず競走馬が参加するほか、日本から観戦ツアーが組まれるほどの人気。この競馬場が開かれる沙田馬場(Shatin Racecourse)を紹介しましょう。
その前に軽くHKIRについて。これは1日に国際G1レースが4つも開かれる贅沢な日です。日本どころか海外でもG1が1日にたくさん開催されるイベントはそう多くありません。もう少し言えば、日本には世界各国の競走馬を集めたジャパンカップがありますが、それ以上のメンバーが集まるのですから、競馬好きにはたまりません。
沙田競馬場ですが、新界(New Territorries)にある沙田という地区にあります。この競馬場は週末開催に使われることが多く、開催日にはMTR東鉄綫(East Rail Line)に馬場站(Race Course)という競馬場専用駅に停車する列車が運行されます。
約8万5000人収容のスタンドを含め、きれいに整備にされていますし、レストランなども充実。パドックは数年前に建て替えられて見やすくなりましたし、競馬場内にはちょっとしたアトラクションがあります。またハリウッドではないですが世界的ジョッキーの手形があるなど競馬ファンのみならず一般の人も楽しめるように工夫されています。じつは競馬のコース内は公園になっていて、そちらに行くこともできます。お父さんは競馬、子供さんとお母さんは公園で…ということもできます。
いずれかの機会に馬券の買い方を説明しますが、日本よりも馬券の種類が豊富なので様々な楽しみ方、レースに一喜一憂できると言えるでしょう。
2013年のHKIRは12月8日です。当日、香港にいる方、ぜひ同競馬場に足を運んで、かつ日本馬を応援してみてください。