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食が充実している香港ですが、それは幅広い価格帯と多種多様な料理が食べられるからです。それはテイクアウトや出前にも当てはまります。場所によってはレストランの数が周辺の労働者の数の需要をみたせず、ランチはどこも満席だったりすることが多く、予約が必要な場合がしばしばあります。
そこでお持ち帰りと出前はオフィスワーカーには大きな味方となります。こちらもイタリアン、中華、日本の弁当、韓国まで様々。今回、出前を注文するとどんな感じになるのかという一例お店したいと思います。
オフィスなどには各レストランの出前メニューのちらしが郵便受けに入っているか、開店中にアルバイトの人が配りに来ます。場所によっては何十枚もの出前のちらしが集まることになります。出前に力をいれているところは、一定期間ごとにメニューを変えてくるのでそのたびに新しいちらしが増えます。また、一部の店では電話で注文して、自分で店に取りにいくと10%引きなどになるお店もあります。
基本は電話をして(広東語が中心ですが、英語を話せる店員またはチラシにメニュー番号が振ってあるので、その番号を伝える)、食べたい料理と住所を知らせます。
レストランがどれだけ忙しいのかにも寄りますが、30分以内にはデリバリーされます。今回紹介するのは、まさに香港ローカル色が強い店でメニューも漢字だけというところです。写真にあるように、ご飯が入った箱、おかずが入った箱、スープかドリンク(セットを買えば大体ついてきます)がポリ袋に入って持ってきてくれます。あとは支払いをするだけです。
味は庶民の味なので、見た目よりずっとおいしいと思います。多くの店は出前サービスをやっていて、それはテイクアウトもやっていることが多いので、例えば、ホテルに滞在中で小腹がすいたときや香港ローカルな気分を味わいたいとき、ちょっとだけ勇気を出して注文すればユニークな経験になると思います。