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日本で大ブームを起こしたドラマ『半沢直樹』。日本文化への関心が高い香港でも日本で高視聴率を記録していると話題になりました。また、コピー大国、著作権の問題を抱える中国本土の動画サイトにいけば、放送後数時間で字幕付きで観ることができるほどでした。流行語になった「倍返し」も「加倍奉還」などと訳されています。
つまりは相当数の香港人はすでに半沢直樹を日本人と同じほぼ同じタイミングで観たと言えます。事実、先日、地下鉄で私の隣に座った女性はタブレットで半沢直樹を観ていました。
日本以上に日本文化に関心が高い台湾ではすでに半沢直樹のドラマが放送されているようですが、香港でも放送権購入しようとするテレビ局間の争奪戦が始まっているようです。このブログでも記事にしましあが、先日、香港では新しい地上波の放映権をめぐって大規模なデモが行われました。特に新規参入のテレビ局にとっては視聴率を稼ぐため=広告収入を得るための大きな武器に成りえることから水面下で争奪戦が始まっているようです。
また、香港のテレビ局はリメイク版の製作も考えているようです。地元の香港スターを使えるメリットがあるほか、香港は日本以上の金融センターであるのでもっとダイナミズムのある半沢直樹が描かれるかもしれません。