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新鮮な野菜や果物を買うなら

武田 信晃

武田 信晃

香港特派員

更新日
2013年4月6日
公開日
2013年4月6日
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おいしいものなら何でも食べられる香港。一方で家のキッチンが狭いため、3回に1日は外食するというデータもあったほどです。そんなこといっても、毎日外食というわけにはいきませんから、当然お買い物は必要です。香港の場合、野菜、果物、魚介類、肉類を買うには、普通のスーパーマーケットに行くか、写真のように青空マーケットまたはそういった店ばかりが集まる室内のお店で買い出しをします。地元では街市(Wet Market)と呼ばれています。こちらで買うほうが新鮮ですし、量り売りしてくれるので必要な分だけ買うことが出来るのが魅力です。極端な話、バナナ1本、2本を買うことだって出来るのです。

写真を掲載した街市は、中環(Central)という地区の嘉咸街(Graham Street)という場所にあり、香港でも有数の歴史を誇るマーケットです。ちょっとした観光名所にもなっています。普通、こういったマーケットに行きますと英語があまり通じないことが多く広東語勝負となるのですが、外人が多い中環地区、とくにこのストリートの街市では英語の心配もありません。見ての通り、野菜なら何でも揃っています。果物も無造作に置かれているのが逆に新鮮なものを扱っているのだなと感じさせてくれます。

ここの通りですが、香港政府は、衛生上良くないなどという理由からこの通りの再開発を計画します。しかし、歴史あるだけに再開発反対の声が数多くあがったため、現在は一部の建物を取り壊し新しいビルを建設を進めるというところでとどまっていますが、将来、この街市はどうなるのか見守りたいところです。

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