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香港は長い間イギリスの統治下にあったのでクリスマスは祝日です。キリスト教を信じる人の数は仏教、道教につづく3番目に大きさで香港の人口の約10%を占めるといわれています。
香港全体としては、日本と同じように宗教的ではなくイベントの色彩が色濃いです。
そんな話はさておき、香港の街はクリスマス・デコレーションで華やぎました。香港には数多くのショッピングモールがあるので、それぞれ独自性を出そうと個性的なデコレーションが施されています。現実的な話をすれば、香港人は日本人も真っ青なほど写真好きなので、クリスマス・デコレーションと記念写真を、という人が少なくありません。
つまり集客に関係する=売り上げに直結するので、大型ショッピングモールは、何百万円というコストをかけて製作します。それはもう真剣です。
クリスマスセール真っ只中です
日本の百貨店などでは、今年の冬のバーゲンを始める時期をめぐって意見が分かれたようですが、香港はバーゲンがすでに始まってます。年が明けるのは待ってられないんです。
ファッションの店を経営もしている小生から言わせますと中華系の人たちはバーゲンがなくてもディスカウントを聞いてきますので、この時期のバーゲンセールはさらに気合が入っています。
どの店もだいたい30%~50%引きが当たり前です。
ショッピングモール内に雪山とゴンドラが
こちらは3フロア分はあろうかというクリスマスツリー
行列が見える写真は地下鉄中環(Central)駅からD2出口からと徒歩数分のところにある蘭桂坊(Lai Kwai Fong)という香港随一の歓楽街。徳己笠街(D'aguilar Street,)という通り沿いにあります。西洋人が多い歓楽街ということもあって、東京でいえば六本木という感じでしょうか。あまり大きい場所ではないのですが、バーやレストラン、クラブが密集しています。
警察も大量動員
毎年、数万人という人が繰り出しますので、警察が入場規制をかけています。一度、蘭桂坊から出て入りなおそうとすると、長い行列に並びなおさなければいけません。ここでは大晦日でもないのにカウントダウンが行われて、みんなで「メリークリスマス!」と呼び合っていました。もし、こちらでクリスマスを楽しく過ごしたい、おいしいレストランでクリスマスディナーを食べたいという人は予約必須です。また、午後10時過ぎると本格的に込み合いますので、カウントダウンをしたい人はできるだけ夜早く蘭桂坊に行くことをお薦めします。
ここが蘭桂坊の入口。すでに行列が…。