キーワードで検索
アルゼンチンは今年は選挙の年です。
ブエノスアイレス市長並びに市議会下院 前選挙は来たる4月26日(日)に行われます、その後、本選挙は7月5日(日)になります。
町中が選挙運動で「飾られて」います。街角や地下鉄の出入口、そして公園などで
選挙活動をし、投票用紙が配られています。
さらに大統領選挙は 8月9日(日)にまずは行われ、最終決戦が10月25日です。
その一方でサンタフェやメンドサ他地方選挙が展開されていますので、
毎週のように各地で選挙戦が展開されています。
いずれも日曜日に選挙が実施され、公共機関、特に学校は選挙会場として使用されるので、その学校自体は次の日は掃除などで休みになることもあります。主に午前中はそうで、午後からの学校の場合にはあまり影響がないことがあります。
アルゼンチンでは投票は権利ですからそれを執行する義務があります。なお、16才から投票できるようになりましたが、義務なのは18才の成人からです。
もちろん年齢や病気、そして出張などで遠方にいることなどを証明できれば免除されます。主に住所のある場所なので、住所変更していない人は帰省しなければなりません。
集会もその選挙の範囲は禁止です。前日はレストランなどでお酒の販売も禁止されますし、スーパーでもカーテンがかかり買えなくなります。
選挙の日の日中も従業員が選挙に行けるように休みになり、
閉まっている場所が多くなります。
例えば毎週日曜日に行うマタデーロス伝統文化市場は、土曜日に開催し、日曜日は休みになります。
観光客の方にはちょっとつまらないこともあるかもしれませんが、アルゼンチンやブエノスアイレスの行方を左右することなので、ご理解ください。