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サンタクロースも走る12月。ラスベガスのもうひとつのマラソン 「サンタ・ラン」!

石川 葉子

石川 葉子

アメリカ・ネバダ州特派員

更新日
2012年12月3日
公開日
2012年12月3日
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ラスベガスのマラソンと言えば、12月の最初の日曜日に(今日ですね!)行なわれている「ロックンロール・マラソン」が

有名ですが、実はその前日にもうひとつのマラソン・イベントがあります。

こちらは昨年の「ラスベガス・ロックンロールマラソン」の様子。

さて、昨日行なわれたこのマラソンは「The Las Vegas Great Santa Run」(ラスベガス・グレート・サンタ・ラン)。

その名の通り、サンタクロースのコスチュームを着て参加するこのイベントは、走ってもよし、歩いてもよし。

観光客にも人気のショッピングモール「タウンスクエア」を会場として、周辺を走る5kmのランと、

1mile (約1.6km)を歩く2つのカテゴリーがあります。

コドモからオトナまで、さらにペット連れでも、あるいは乳母車を押したり、車椅子でも参加できる、楽しいイベントです。

徒歩で帰ったきたサンタさんたち。

この「サンタ・ラン」、実は非営利のチャリティー団体である「Opportunity Village」への支援イベント。

今年で8回目の開催となり、昨年の参加者は8,000人以上だそう。

なので、これは1年を通して1番大きなファンドレイジング(寄付金集め)のイベントということにもなり、

昨年は40万ドル(約3,300万円)以上の寄付金を集めたという元気いっぱいのイベントなんですね。

「Opportunity Village」というのは南ネバダにて自閉症などで自立が難しい人たちに向けて、

職業訓練の場を提供して雇用のチャンスを作ったり、デイサービスやレクリエーションなどを通して、

彼らの生活の向上をアシストしている団体。

年間を通して行なわれている、様々なイベントなどから集まった寄付金が運営を助けることになります。

登録費用からの収益も寄付金となるので、サンタになって走る、あるいは歩くことで

地元コミュニティへのサポートをすることになるわけです。

ラスベガスならではの「エルビスプレスリー風サンタ」もお目見えです。

「ミス・ネバダ」のほかに「ミセス・ネバダ」がいることは知りませんでした!

コミュニティ支援のこのイベントは、サポートする企業もたくさん。

当日のステージ進行を一手に引き受けていた人気TVニュースチャンネル「FOX5」を始めとして、

ローカルの新聞社、銀行、コンビニエンスストア、ラジオステーション、映画館、会場のタウンスクエア内の小売店やレストラン、

そして翌日に行なわれる「ロックンロール・マラソン」などスポンサーは15社以上。

ゲーミング関連の日本企業、KONAMIさんもスポンサーでしたよ。

さて、このマラソンは「寄付金を集める」ことがひとつの大きな目的なので、

個人だけでなく、勤務している会社や参加しているサークルなどのグループ/チーム登録も多いようです。

で、こちら、カップを掲げているのはベネチアンホテルのチームリーダー。

いろいろなイベントを展開しているベネチアンホテルですが、

今回のマラソン参加チーム、メンバーはなんと800人だったそう!一番大きなチームとして表彰されていました。

来年は1,000人での参加表明も!

会場のステージで行なわれるマラソン終了後のイベントもかなり楽しいもの。

各種の表彰が終わったあとに、サンタがステージで踊っているのはあの曲。。。

そして、次はお約束(?)のラインダンス。

お腹をすかせたランナー達でにぎわっていました。

お子様連れもこんな感じでゆるーく参加できます。

日本からもお友達とチームを組んで参加してみると、いつものラスベガスとは一味ちがった体験ができると思いますよ!

今年の「サンタ・ラン」のコマーシャル。ほのぼのしてます。

会場となったタウンスクエア:

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