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2倍・3倍あたりまえ?アップダウンの激しいラスベガスのホテル料金

石川 葉子

石川 葉子

アメリカ・ネバダ州特派員

更新日
2012年5月22日
公開日
2012年5月22日
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ラスベガスのホテル料金の特徴はなんといっても上がり下がりが激しいこと。

同じ部屋が1泊$50の時もあれば、$300になることも不思議なことではありません。

週末とアメリカの祝日のほかにも、コンベンションやボクシング・NASCAR・全米ロデオ大会ファィナル

などのスポーツイベントの期間中の料金は、安い時の2倍・3倍・4倍・・・にどーんと跳ね上がります。

そして最近の頭痛の種が「リゾートフィー」なる追加料金。

「リゾートフィー」とはホテルにより提供する内容は違いますが、だいたいはインターネットの使用や

部屋からかける市内電話が無料とか、フィットネスクラブが利用できたり、飛行機の搭乗券のプリントアウトができたり・・・

というもので、チェックインの時に有無を言わさずに支払わされることになります。

ちなみに、MGM系ホテルはリゾートフィーがかかりますが、シーザース系のホテルとあといくつかのホテルは今のところリゾートフィーの設定はありませんよ。

それでは、オン・ストリップ(ストリップ沿い)の数あるホテルの中から、一万円前後($130前後)で

泊まれるホテルを見てみましょうか。そして、一番高そうな料金も並べてみますね。

(各ホテルのウェブサイトで一番安いカテゴリーの部屋として調べた1泊一部屋の料金です。)

まずは、映画「オーシャンズ11」の舞台となったベラージオ。

ホテル前の噴水ショーや季節ごとに違った顔を見せてくれるボタニカル・ガーデンであまりにも有名ですね。

日本からのお客様には常に人気のようです。

○安値 $139 + リゾートフィー$25

●高値 $459 + リゾートフィー$25 (2013年1月のコンベンション期間中など)

映画「ハングオーバー!」で新郎と悪友たちが泊まったシーザースパレス。

老舗としての風格たっぷりのこのホテルは、お隣のショッピングモール「フォーラムショップス」も人気。

○安値 $109 (リゾートフィーなし)

●高値 $379 (リゾートフィーなし)(5月末のメモリアルデーや7月の独立記念日の前後)

ちょっと古いですが、家族でのしっちゃかめっちゃかなバケーションを描いたチェビー・チェイスの映画、

「ベガス・バケーション」の舞台はミラージュでした。

火山のアトラクションやドルフィン・ハビタットがあります。

○安値 $69 + リゾートフィー$25

●高値 $429 + リゾートフィー$25(2013年1月のコンベンション期間中など)

アラジンホテルとしてエスニックな香りを漂わせていたホテルが生まれ変わった、プラネット・ハリウッドホテル。

なんといっても程よい値段で、とても便利なロケーション。

ショッピングモールのミラクルマイルショップスと繋がっています。

○安値 $69 (リゾートフィーなし)

●高値 $399 (リゾートフィーなし) (5月末のメモリアルデーや7月1週目の独立記念日の前後)

そして最後は、最新ホテルのコスモポリタン・ラスベガス。

人気DJを招いてのクラブシーンでは、だんとつで人気のホテルですが、

カジノはあるもののラスベガスっぽくないつくりで、都会のちょっとオシャレなホテルという印象。

ストリップでは唯一テラス(バルコニー)のついた部屋もあるホテルです。

○安値 $180 (リゾートフィーなし)

●高値 $550 (リゾートフィーなし)(2013年1月のコンベンション期間中など)

・・・ということで、これはほんの一部ですが、料金の差が激しいことがおわかりいただけたかと思います。

いくら「需要と供給」のもたらす結果としても、理解しづらいかもしれませんね。

でも逆に安い日を狙って泊まれば、高級と言われるホテルでもお得感たっぷりっていうことにもなるわけです。

(これらの料金には税金12%が加算されます。そして、料金は常に変わっていますので、あくまでも参考としてお考え下さいね。)

(5月のお題"1万円で泊まれるホテル")

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