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携帯電話をアップグレードする – アメリカ携帯電話事情

石川 葉子

石川 葉子

アメリカ・ネバダ州特派員

更新日
2011年4月29日
公開日
2011年4月29日
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仕事用のブラックベリー(カーブ)、これに変えた頃は人気機種だったと思うのですが、

ようやく2年経過したのと、ちょっと使い勝手に不満があったこともあり、他の機種にアップグレードしてしまいました。

ちょうど今月のお題でもありますので、今日は携帯電話のアップグレード(機種変更)についてお話しますね。

今お世話になっているT-Mobileの場合、たとえば2年のサービス契約をしていると、

前回のアップグレードから22ヶ月を経過すれば、特別価格で機種をアップグレードすることができるようになります。

(毎月の契約プランが$29.99以上という条件つき)

アップグレードは店頭だけでなくオンラインでもカンタンにできるので、

私のように新しい機種を試したくてうずうずしている人には打ってつけかもしれません。

今回は、いろいろな機種を実際にさわってみたかったので、あえてお店にでかけてみました。

店内には各機種が並べられていて、それぞれに赤と黒で示された値段が表示されています。

たとえばこちら、モトローラのCLIQ 2という機種で、つけられている値段が$399.99なのに対し、

特別価格のアップグレード適用だと$99.99。

サービス契約は2年間という条件が多いようです

もちろん、4Gでしかも人気の機種だと特別アップグレード価格でも$200以上とかになっていますし

逆に少し古めの機種だと、あっさりとFREEになっているものもあります。

そんなに古い機種ではないはずですが、$199.99のものが、アップグレードの特別価格はタダ!

ちょっと惹かれましたが、キーボードはもういいや。と思っていたので、残念ながら却下。

で、この特別価格なんですが、$99.99で購入できるのかというとそうではなく、

インスタント割引+「メール・イン・リベート」と呼ばれるしくみとなっており、

希望小売価格 $399.99

インスタント割引 △$200.00

メール・イン・リベート △$100.00

———————————————-

アップグレード特別価格 $99.99

ということになります。

つまり、お店で(オンラインで購入の場合も)まず支払うのはインスタント割引後の価格$199.99、

その後「リベート」を申請し、1ヶ月くらいすると$100のチェックやギフトカードが郵送で送られてきます。

それで、差し引き$99.99の買い物をしたことになるわけですね。

個人的には、「$99.99で購入した!」といお得感が薄れてしまうような気になるんですが、

このしくみは携帯電話だけでなく、特に電化製品などを始めとしたあらゆるお買い物で

遭遇します。

なお、メール・イン・リベートは申請の期限が決まっていますので、自分の責任において

期限内に忘れずに申請をしないとこの$100はお流れということになります。

こちらがそのリベート申請用紙。

私がアップグレードで購入した機種は$50のメール・イン・リベートでしたので、

早速この用紙に記入してT-Mobileへ送ることになります。

今回アップグレードで購入したのは、アンドロイド搭載のLG optimusTという機種。

プライベートで使っているiPhoneでタッチパネルに慣れてしまったので、同じような機種にしてみました。

仕事用の場合、メールを読むのと電話さえできれば事足りるので(カレンダーさえ使わない!)、

いろいろなアプリや機能はなくても全然問題ないのですが、せっかくの機会なので、使ってみようかと。

ちなみに使い勝手などが気に入らなかった場合、14日以内であれば若干手数料はかかりますが、

もとの機種に戻したり別の機種に変えることもできるので、あまり深く考えずに選んでしまった、というのも理由です。

でも今のところさくさく使えていますので、これから2年はこの携帯を使い倒すことになるでしょう。

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