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先日チャイナタウンについて書いたばかりなのですが、
昨日はスプリングス・プリザーブで、初めての「Asian Moon Festival」が開催されていました。
そういえば、つい先日きれいな満月をみたばかり!
旧暦8月15日は、日本だと十五夜のお月見をするわけですが、
中国では中秋節として大々的にお祝いされ、こちらアメリカ各地のチャイナタウンでも、
この時期「Autum Moon Festival」としてお祭りがいろいろあるようです。
このAsian Moon Festivalが行なわれた「スプリングス・プリザーブ」、
観光でいらっしゃる方には聞き慣れない場所かもしれません。
ここは180エーカーの敷地内に博物館や植物園、ギャラリーやクラスルーム、
イベント広場や、ハイキング用トレイルなどがあり、
なんというか、この場所そのものが一大自然博物館っていう感じ。
園内は遊歩道を歩きながら、ラスベガスの自然・歴史・動植物・環境システムなどについて
子供から大人までが自然と学べるようになっています。
屋外でのイベントのほか、ウェディングパーティにも利用できます。
さて、昨日の「Asian Moon Festival」は、ターゲット(全米チェーンのディスカウント
スーパー)が、スポンサーとなっていて、入場料はなんと無料。
お祭りということで、アジア系エンターテイメントのほか、お約束のフェイスペイントやクラフトコーナー、
フードスタンドも出ていて、たくさんの家族連れや仲間連れでにぎわっていました。
1枚の紙からカンタンにできるので、チビッコも興味津々でトライしてました。
中秋節に欠かせないMooncake–「月餅」を売っていたテント。
「月餅」を知らない人たち、「中に何が入っているのか」「何から作られているのか」・・・と
売り子のお兄さんに質問攻め。結局買ったのかなぁ?
そしてお祭りに欠かせないのは、屋台の食べ物!
昨日は、チャーハン・焼きそば・春巻きなどのチャイニーズフードと、
ハワイアンフードのカラフルなシェイブアイスとスパムむすびのスタンドが出ていて、どちらも長蛇の列。
ゴリゴリと氷をかく音が響いています。
園内の遊歩道にはサボテンの植物園もあって、いろいろな種類のサボテンが見られます。
拍手喝采でした。
日本チームは他に、ラスベガスで有名な「かみなり太鼓」のステージもあったようです。
Lohan School of Shaolin (中国系の少林寺拳法のグループ)の生徒達は、
Lion Dance (獅子舞)と拳法のデモンストレーションを披露。
チーム最年少は5歳だとか。
チビッコ達によるLion Dance・・・というかまだ踊れないのか(多分)、パレードするだけなんですが、
パパやママが回りに集まって写真を撮ったり、「まだ動いちゃだめよ!」なんて叫んだりして、
微笑ましい光景が繰り広げられているところ。
がんばっている様子がひしひしと伝わる感じの力強い舞い。他にはフィリピンのダンスチームやハワイアンのフラチームのステージがあったのですが、
見逃してしまった・・・
日傘(雨傘もあり!)をさしている人が結構多いのは、やっぱりアジアのお祭りだなーと納得。
昨日は日中かなり暑かったにもかかわらず、無料ということも手伝ってかたくさんの人たちが訪れていたようです。
青空と木々を渡る少し優しい風の中で、おいしい食べ物と素晴らしいステージ。
お祭りの楽しさの中で、アジアのカルチャーにちょっぴり触れることができるこういう催し、
これからもどんどん増えていってほしいと思いました。
スプリングス・プリザーブについては、また別の機会で詳しくご紹介しようと思いますが、
ロケーションだけ入れておきます。
ストリップ大通りから車で20分程度