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がんばれ。ラスベガス・マッキャラン空港

石川 葉子

石川 葉子

アメリカ・ネバダ州特派員

更新日
2010年6月28日
公開日
2010年6月28日
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ラスベガス・マッキャラン空港に新しいターミナルが加わります。

・・・とはいっても、まだ少し先の話でオープンは2012年の6月の予定。

現在は70%程度の進み具合ということで、パーキングやターミナルビルはだいぶ形になってきました。

ターミナル3が完成した暁には、国際線ゲート6ヶ所、国内線ゲート8ヶ所の、

合計14ゲートが新しく使えるようになる予定。

これによって1年間で6-700万人の旅客増加が見込まれるのだそうです。

現在はターミナル1・2あわせてゲートの数は104、そのうち国際線用は4ヶ所なので、

国際線ゲートは一気に倍以上になるわけですね。

またこのターミナルには税関・入国審査場も作られますが、ここでは1日に2000人をさばけるのだとか。

ここ数年飛行機の利用者が低迷する中、実は海外からラスベガスを訪れる旅客はわずかながら、増えているんですね。

なので、これからラスベガスへの訪問者をふやす鍵を握るのは、海外からのお客様ということになり、

観光局も「ラスベガスブランド」を宣伝しに世界各地へでかけており、玄関である空港も

キャパシティ強化で応えようということでしょう。

そんな背景のものと、先月、XLAirwaysによるパリ(シャルル・ドゴール空港)からの直行便が就航しています。

週2回、9月までの季節運行ですが、なんともうれしいニュースでした。

ちなみに、ヨーロッパからラスベガスへ乗り入れている直行便はBritish Airways(ロンドン・ヒースロー空港)、

Virgin Atlantic Airways(ロンドン・ガトウィック空港)、Condor(ドイツ・フランクフルト空港)。

国際空港という名前の割りには、ちょっと寂しいんですね。

このターミナル新設については、今のご時世、かかったコスト分の効果が出るのかなど、

懐疑的な意見も多いようですが、そこはラスベガスですから、まさにギャンブルに打って出たということでしょうか。

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