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ラスベガス、アースアワーに参加

石川 葉子

石川 葉子

アメリカ・ネバダ州特派員

更新日
2010年3月15日
公開日
2010年3月15日
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今日からDaylight Saving Time(デイライトセイビングタイム:サマータイム)が始まり、家中の時計を1時間進めました!

冬の間は日本の午前9時がラスベガスの午後4時でしたが、これからサマータイムが終わる11/7(日)までは午後5時となります。

毎年この日が来ると、やっと春というか初夏になったのを実感しますね。

天気予報によれば今週は20〜25℃の暖かさのようで、日差しもだいぶ強くなってきました。

さて、今日はラスベガスが今年もEarth Hourに参加することになりましたので、そのお話です。

Earth Hour(アースアワー)ってご存知ですか?

2007年にWWF(World Wildlife Fund)支援のもと、オーストラリアで始まった環境キャンペーンで、

世界中で同じ時間に電気を1時間消すことで、地球温暖化防止について考えよう。というイベントです。

昨年は世界中で80カ国・850都市のひとつとしてラスベガスも初参加、3/28の夜、ストリップ沿いのホテルの照明やネオンサインが消され、真っ暗闇となりました。

そして今年も2回目の参加が発表され、3/27(土)午後8時30分からの1時間、

ストリップ沿いのホテルやネオンサイン・「ラスベガスサイン」 の照明が落とされます。

ラスベガスとこういった環境問題キャンペーンってちょっと結びつきにくですよね?

でも・・

実はラスベガスでもここ数年の流れでは、ホテルやカジノ・レストランでも電力消費を抑えるシステムを取り入れたり、

建物のオペレーション全体でリサイクルを取り入れたりと、いわゆる「グリーンビルディング」が建設され始めていて、一見相反するような「環境問題」に力を入れて取り組んでいます。

Earth Hourには、アメリカ国内各都市でも、ニューヨークのエンパイヤーステートビルディング、サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジ、シカゴのウィリスタワー(旧シアーズタワー)などを始めとした300以上の建物やランドマークが参加しますが、光り輝くネオンなしでは語れない「ラスベガス」がわずか1時間でも真っ暗になるというのは、かなりインパクトがあるとともに、この町が環境問題について熱心に取り組んでいることを知ってもらえるいい機会になるというわけです。

昨年のEarth Hourの様子は、こちらから どうぞ。

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