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食料品の買い物はだいたい行く店が決まっていて、野菜を買いたい時はあそこ、肉を買いたい時はここ、といった感じで、めざすお店が決まることが多いです。
好きなグローサリーストア(スーパーマーケット)はいくつかあるのですが、今のところ買い物を1番楽しめるのは、
ホールフーズマーケット(WholeFoods Maket)かな。
言わずと知れた自然食品・オーガニックフードを扱う草分けで、同じくオーガニック系スーパーだった「ワイルドオーツ」を買い取って、今では全米唯一の「オーガニック・自然食品を専門とする大型チェーンスーパー」なんですね。
ラスベガスには現在4ヶ所のお店があります。
なんといっても・・・
やはりほかのお店に比べて際立っているのが、生鮮食品。
みずみずしくて元気いっぱいの野菜や、つやつやでぷりぷりしたお肉類に目を惹かれます。
そして、この2−3年の間にずいぶん目につくようになったのが、
"Local Grown"とラベル付けされた野菜や果物。
大雑把に言えば、「地元産」っていうことなんですが、
正確には「季節ごとの旬のモノ」を「生産地から1日以内(トラック輸送の場合は7時間以内)」に運ばれて店頭に並べられたものが「Local Grown」と定義されているそうで、
各店舗では、こういった地元産の食品を積極的に取り入れてお客様にオススメしています。
「季節ごとの旬の生産物」っていうのは、たとえば、カリフォルニアの春のアーティチョーク、ミシガンの夏だったらブルーベリー、など、そういった地域ごとの旬のもの。
なので、ラスベガスと「地元産」の野菜や果物?ってあまりぴんと来ないかもしれませんが、
ここでの "Local Grown"は、ネバダ州以外にもお隣のカリフォルニア州やアリゾナ州からやってきたものもあるのです。
これはいわゆる"Local Grown"ではないみたいです。ワシントン州からのリンゴとカリフォルニア州からの玉ねぎ。
最近は地元産でなくても、こんな風に、どこから届いたのかを教えてくれるようになりました。野菜や果物以外にも、地元で作られているものが"Local Grown"のラベルで扱われています。
これは地元の生産者や販売者が店内で自分のお店を出す日。
お店といっても、ホールフーズの入り口付近にそれぞれテーブル1台分のスペースなんですが、
生鮮食品以外にもナッツ類などの乾き物やBBQソース、蜂蜜などがずらっと並びます。
こういった食品を消費するっていうのは、単に「栄養価の高い旬なもの」を食べるいうことだけではなくて、
輸送時間を縮めることで環境への影響をおさえたり、コストの削減、また地元の農家・生産者のサポートなどが背景にあるわけで、
非常に"グリーン"なシステムの一部に参加していることになるんですね。
いずれにしても、地元の生産者や販売者をサポートすることは、私たち消費者にとってもうれしい選択肢がふえるということでもあり、どんどん進めていってほしいものです。
さて、このホールフーズマーケット、
旅行者の皆さんにもふらりと立ち寄れるロケーションもありますので、
これについてはまた次回ご案内しようと思います。