音と色の洪水ノッティングヒル・カーニバル　交通規制にもご注意を

今年もまた、ノッティングヒル・カーニバルの季節がやってきました！このヨーロッパ最大規模のストリート・カーニバルは現在8月最後の祝日がある三連休に開催、今年は8月29日～31日。でも土曜日は小規模のイントロのようなもので、本格的なイベントは日曜日のファミリー・デイと、月曜日（祝日）のクライマックス！の二日間です。

そもそもこのカーニバルの始まりは、まだ人種差別が顕著だった１９６４年にクローディア・ジョーンズという女性が企画した、ささやかなコミュニティ活動でした。それから徐々に西インド諸島出身者を中心に発展して、ノッティングヒル・カーニバルという一大イベントになったのです。

躍動的なリズムの音楽と踊り、それに何より目の覚めるような色彩のパレードは圧巻！もちろん夜遅くまで続く祭典ですが、初めて行く方にはお昼すぎから始まるパレードと日中の明るく健全な雰囲気を味わうのがオススメ。

でも8月30日＆31日の二日間は交通規制が実施されるため、事前にロンドン交通局のウェブなどで確認しておくと安心です。道路だけでなく地下鉄駅も、閉鎖されたり出口のみ利用可となる所が多くなります。

特に影響が出るのは、ラドブローク・グローヴ駅（二日間とも完全閉鎖）、ノッティングヒル・ゲイト駅（サークル線とディストリクト線は停止せず通過、セントラル線は停止しますが出口のみ利用可＝この駅から乗ることは不可）。他にもウェストボーン・パーク駅やロイヤル・オーク駅も出口のみ利用可となったり、終電が通常より早くなったり。

その代わりにもうちょっと離れたベイズウォーター駅、パディントン駅、ハイストリート・ケンジントン駅、ホーランド・パーク駅などを利用しましょう。路線バスも同様で、通常はノッティング・ヒル周辺を通るバスも迂回となります。

軽快な音楽とダンス、それに鮮やかで奇抜な衣装・・・と見どころ満載。西インド諸島ご自慢のジャーク・チキンに代表される屋台フードを味わうのもお楽しみ。コスモポリタンな都市ロンドンならではのカーニバル体験、きっと満喫できると思います！

ロンドン交通局ウエブサイト