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145年前の姿を取り戻した「光化門」の扁額(へんがく)除幕式が、終戦65周年記念式典の開かれた8月15日に開催されました。
日韓併合100年を迎え、李氏朝鮮時代第26代王・高宗の時代に再建された当時のものに復元されました。
60年前朝鮮戦争に一度門が焼失し、その後1968年朴正煕政権時代の再建から42年ぶりとなります。
一目で違うなと分る点は、 朴正熙前大統領直筆で「光化門」とハングルで書かれていた扁額が、1865年の再建当時工事責任者だったイム・テヨンが書いた文字をデジタルで復元して描かれた漢字になっているということ。
その他、門が今までの位置よりも南側に11.2m、西側に13.5mに移され、門の方向も南山側から冠岳山向きと、1865年当時の位置と角度で再建されています。
朝鮮時代の高宗王の時代にあった景福宮の建物約500棟のうち、現在125棟が復元されています。
今後も当時約500棟の75%まで復元されていく予定だそうです。