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香港の年間イベント2016

武田 信晃

武田 信晃

香港特派員

更新日
2016年1月22日
公開日
2016年1月22日
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100万ドルの夜景がある香港。街は京都のように歴史があるわけでもなく、富士山のような圧倒的な自然美があるわけではありませんが、その分、観光客に楽しんでもらうためにいろいろな仕掛けを用意しています。2016年の年間スケジュールを紹介しましょう。

1月:大晦日からのカウントダウンで元日は、日付が変わると同時にビクトリアハーバーで数万発の花火が10分ほどで音楽に合わせて打ち上げられます。短いと思うかもしれませんが、ずっと花火の連発が続くというものです。

2月:香港では1月1日よりも旧正月が本番で今年は2月8日が"初一"と呼ばれる旧正月初日。尖沙咀(Tsim Sha Tsui)でナイトパレードが開かれます。2月9日は再びビクトリアハーバーで花火大会が開かれる予定です。香港の多くのショッピングモールで旧正月のデコレーションが行われるのも見どころ。

3月:香港国際映画祭3月21日から4月4日まで開催されます。今年は40周年ということもあり、日本や香港、ハリウッドのみならず世界中から映画が香港の映画館で見られます。

4月:2015年はラグビーがブームになりましたが、2016年はリオ五輪があります。7人制ラグビー日本代表も出場を決めましたが、香港で7人制ラグビー大会が4月8~10日に開かれます。実は香港は7人制ラグビーの聖地でここの大会は世界の7人制ラグビーの関係者が勝ちたいと思っています。今年はリオ五輪のプレ大会の代わりにもなるでしょう。

5月:5月11日から15日まで長洲島(Cheung Chau Island)で漁民の守り神の誕生日を祝うお祭りがあります。見所は街頭パレードと塔にくくりつけられた饅頭をたくさん取り合う「搶包山」があります。

6月:端午節は日本でもありますが、香港ではこの日に粽を食べる風習があります。端午節前後の週には、尖沙咀、赤柱、元朗などの香港各地でドラゴンボートレースが開かれます。

7月:この時期は熱い香港ですが、街全体で買い物やレストランのプロモーション、ディスカウントが行われます。また、地元住民向けですが100万人を動員するといわれるブックフェアやアニメ・ゲームの展示会が開かれます。

8月:8月11日から15日まで美食博覧というフードエキスポが開かれます。まさに世界の料理がここで食べられます。2015年は農水大臣が参加するほどのイベントで、世界中の食べ物がここで食せます。

9月:中秋節があり、この日は家族全員が揃って月餅を食べながら満月を見るという伝統行事です。この日も香港のあちらこちらでランタンが見られます。また大坑舞火龍というのが行われます。線香を指したという長さ66メートルの獅子が街中を舞います。

10月:10月1日は中華人民共和国の建国記念日です。そうまたまた花火大会がビクトリアハーバーで開かれます。今年は電気自動車のF1であるフォーミュラEが中環という香港のど真ん中で10月9日に初開催されます。

11月:10月末という可能性もありますが、この時期ここ数年人気を高めているのがワイン&ダインフェスティバル。2015年は14万4000人もの人が訪れました。ワイン好き、食べ物好きの人はぜひこちらに。

12月:12月はウィンターフェストと称していろいろなイベントがあります。目玉はなんといってもクリスマスセール。5割、7割引の商品も少なからずあります。またクリスマス、大晦日のカウントダウンは言うまでもありません。

(1月お題"2016年イベント")

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