キーワードで検索
天気が良かった日曜日、サンフランシスコ・ジャイアンツの試合観戦。 この日は、シーズキャンディー提供で先着7500人の14歳以下の子に "ジョー・パニック(JOE Panik)バックパック" がプレゼント。 そのせいか子供達の割合が非常に多かった球場。 背丈が14歳くらいだから、子供のふりして「ちょーだい」って言ってみたけど見破られてしまった。
一塁側の3階席。 2ヶ月くらい前に買いに行った時は既に希望の席はすっかり売り切れで、野球観戦仲間4人分で最も良い席がセクション307($34)だったわけ。 ジャイアンツの応援もそうだけど、マイアミマーリンズイチロー選手を見たかったので、ホーム側のこだわりはなかったにしろ相変わらずチケットの売れ行きは好調のようだ。 何せ今年は、偶数年で2010年から5回の偶数年はワールドチャンピオンになっているから期待は大きい。
こちらも売れ行き好調と思われるビール。 毎年シーズンが始まる前にこのビール一杯いくらなのか話題になるんだけど、今年ついにクラフトビールは、"12ドル" 日本円で約1500円くらいになるのかな? 全く物価高のサンフランシスコらしい値段(ちょっとイヤミ?) でも缶ビールだと少々お安い。 そしてこの注ぎ方が職人技で泡がとてもきめ細かくなった。 先発は、マット・ケイン(Matt Cain)乱れることもなかろう。 日曜日の午後まったり野球観戦。
初めての席(セクション)いい景色だ。 ベイブリッジを通過する船が行き交うのが見えるし、オークランド港やアラメダの元基地もよく見える。 米粒大の選手でもグランド全体がき全部見え、守備位置の変化もよくわかる。 とても見晴らしの良い球場といつもながら感心する。 試合の流れは、素人の目でもケインさんの調子はいまいち安定していなかったのが、ヒットを何となく打たれていてどうにか凌いでるって感じを受けた。 なので目は自ずと素晴らしいサンフランシスコ湾にいってしまったが、ひんやりとした風が何となく気になった。
いつもは3塁側の3階席、ディーゲームこの時間最も太陽が強く日焼け止めん塗ったりするんだけど、スタンドの方向が反対、徐々に日が陰ってきて、遮る壁もないので海風がまともに当たり寒い。
この時、さすがと思ったのが、私以外は初めての席(セクション)なので、用心のためジャケットやシャツを余分に持ってきてた事。 半袖短パンじゃ寒いだろからと皆貸してくれた、未だサンフランシスコの気候に騙され続けている自分が悲しい。
これで凍える事なくじっくり観戦できる。 まったりと試合の流れの中観客がどよめく瞬間が、時折バックスクリーンに映し出される MBAプレーオフ "ヒューストンロケッツ(Houston Rockets)対 ゴールデンステートウォイアーズ(Golden States Warriors) " の試合経過。 時差の関係で1時半から試合が始まっていた。 ファーストクォーター、セカンドクォーターは、地元チームウォリアーズはやや形勢不利でリードできずに進んでいたようだ。 そして途中経過に一喜一憂、観衆4万1千人のほとんはバスケットの方が気になっていたと思われる。 自分もそうだった。 サードクォーターいよいよウォリアーズが迫ってきているという時、思わず叫んでしまったのが…。
この写真ではやや見づらいけど、ジャイアンツのベンチを見て欲しい。
誰もいない!!!
ピッチャーが淡々と投げ続けていた。
ボッチー(Bochy)監督の姿もない。
ま・さ・か。 ロッカールームにはテレビがあるはず、いやまさかそんなことあるまい。
午後3時20分。
バックスクリーンに、『ROCKETS 94 WARRIORS 121 FINAL(終了)』と表示された瞬間。
どよめきと歓声と入り混じりそして拍手がわき起こった。
よかったウォリアーズよく頑張った!
これでオラクルアリーナでの地元のゲーム。
あっと思い、ダッグアウトに目をやると、
見間違えたのかと思うほどきちんと選手がいるでなないか。
いつも通りにベンチから身を乗り出していた。
狐につままれたような光景だった。
8回表に一点追加のマーリンズ。 9回に守備固めとしてイチロー選手登場、センターで太陽の位置を確かめストレッチしていつも通り守っていた。 どんな場面でもいつもと変わらず粛々とこなす "レジェンド・イチロー" 5対4でマーリンズは3連敗を免れた。
何故か晴れ晴れした表情のジャイアンツファンだった。
それにしてもジャイアンツベンチ皆んなでどこ行ってたんでしょうねぇ〜。
気になる気持ちわかりますけどね。