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「とうきび」は北海道の方言で、
とうもろこしのことです。
札幌・大通公園には、毎年4月下旬から
10月初旬にかけて、札幌の夏の風物詩ともいえる
「とうきびワゴン」が登場します。
Toukibi Wagon in Sapporo Odori Park
大通公園での「とうきびワゴン」の起源は、
農家の人たちが始めた明治にさかのぼるといわれ、
1967年(昭和42年)には札幌観光協会が
とうきび販売を開始したそうです。
Statue of Famous Japanese Poet Takuboku Ishikawa, who wrote of Toukibi-corn- in this area in his work about 110 years ago
大通公園3丁目には、歌人石川啄木が
この辺りで売られていた「とうきび」を
詠んだ歌の歌碑と銅像があります。
-しんとして幅廣(ひろ)き街の
秋の夜の 玉蜀黍(トウモロコシ)の
焼くるにほひよ-石川啄木
Grilled Corn with Original Soy Source
とうきびワゴンでは、焼とうきびのほか、
ゆでとうきび(各300円)、じゃがバター(2個250円)、
ラムネやお茶など、北海道ならではのフードや、
飲み物を販売します。
個人的には、香ばしさとオリジナル醤油だれが
絶妙においしい「焼とうきび」が好きですが、
とうきび本来の甘さを心ゆくまで楽しむなら、
断然、「ゆでとうきび」をオススメします。
2015年は、4月24日(金)に販売開始予定。
(気温・天候不順等の場合延期の可能性あり)。
毎年、7月下旬になると、冷凍とうきびから
生とうきびに切り替わります。
このタイミングもおススメです。
【札幌・大通公園とうきびワゴン】
札幌市中央区大通西1丁目・3丁目・5丁目ほか
販売開始予定(2015年): 4月24日(金)~
販売時間: 4~6月/9~10月 9:30~17:30
7・8月 9:30~19:00
※イベント開催時は時間延長あり/雨天中止の場合あり
※営業時間は2014年を参考にしています。
アクセス
・地下鉄南北線・東西線大通駅より徒歩約1分
・JR札幌駅より徒歩約12分
4月お題"フードワゴン(屋台)