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毎年、この時期になると、
どこからともなく現れる
真っ白な綿毛が街を飛び交います。
Cotton Snow in Summer~Hokkaido Museum of Modern Art
6月ですが、まるで雪景色。
(今年は6月に十勝岳温泉で本当の積雪がありましたが)
札幌市内中心部にある
北海道立近代美術館です。
風が吹く度に綿毛が舞い上がり、
綿雪が降っているような光景です。
近寄ってみればみるほど、
ふわふわのコットンに見えます。
Cotton Snow comes from this tree.
綿毛の雪を降らせているのは、
どうやらこの樹のようです。
この時期、札幌では「ポプラの綿毛」が空中を舞います。
調べてみると、ヤナギ科の樹が綿毛を飛ばすようです。
ポプラのほかドロノキなどが
綿毛を飛ばすそうです。
Puffball of Japanese Poplar
北海道立近代美術館の庭を埋め尽くしている綿毛は
ポプラだと思っていたのですが、
横に広がる枝振りからすると、ドロノキかもしれません。
その果穂のひとつは、こんな形でした。
Puffball of Japanese Poplar
綿花にそっくりですね。
一面に積もっているふわっふわの綿毛と、
その合間から覗く花やグリーンが幻想的です。
北海道立近代美術館のほか、赤れんが庁舎前庭や、
北海道大学のポプラ並木などでも綿毛が飛んでいます。
【北海道立近代美術館】
札幌市中央区北1条西17丁目
アクセス
・地下鉄東西線「西18丁目駅」4番出口より徒歩約5分