キーワードで検索
青もみじ美しい嵯峨野・祇王寺。
この時期の京都は、観光の方も幾分少なくて
静かな時間が流れています。
祇王寺の休憩所「祇王の小径」。
赤いもうせんと丸窓。青いもみじが綺麗です。
「祇王の小径」前に見える竹林。
竹林には、さやさやと風が渡っています。
緩やかな参道を歩いて、
祇王寺の境内へ。
頭上を見上げると、空を覆うように
青もみじが広がっています。
境内は苔と緑の世界。
境内は昼間なのに、何と暗いのでしょうか。
緑が濃くて深い・・・・
新緑ではなく深緑の世界。
控えの間の大きな丸窓は、吉野窓。
影が虹の色に見える事から「虹の窓」とも言われています。
2010年・初夏、JR東海「そうだ京都行こう」では祇王寺が紹介されていました。
ポスターの言葉は、
「新緑を求めて辿り着いた嵯峨野の奥。
敷地には茅葺の庵に楓の木立、苔、小川があるだけの小さな境内でした。
ここが、平清盛の寵愛を失った白拍子祇王と妹とその母と
仏御前が余生を送ったところ。
青紅葉と初夏の光を吸ってビロードの様に輝く苔の瑞々しさに触れると
「平家物語」と言う、いにしえの舞台でありながらも
新しい時間が流れているのを感じます。
JR京都駅からJR山陰本線(嵯峨野線)「嵯峨嵐山駅下車」徒歩約20分。
祇王の章は「平家物語」第一巻です。」
・・・・と綴られていました。
遠い歴史を思う嵯峨野・祇王寺。
深い緑が心に響きます。
《祇王寺》
◎ JR嵯峨嵐山駅から徒歩約25分。 京福電鉄嵐山駅から徒歩約25分。
阪急電鉄嵐山駅から祇王寺へは徒歩約35分。
◎ 拝観時間 AM9時-PM5時 ◎ 拝観料 三百円
※そうだ 京都行こうの言葉、お借りしています。