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皆さん、こんにちは!
さて、先日愛犬ピッパとローマへ日帰りで行ってきました。
久しぶりのローマ!本音は一泊したかったのですが、仕事でどうしても次の朝に予定が入っていたために日帰りになりましたが、朝早く出発し、帰りも午後7時頃までローマに滞在できましたので日帰りでも十分に楽しんできました!
やはりローマは広いなあと実感。ラ・スぺツィアは海もあり丘もありとなかなかの見どころのある街なのですが、ローマはやはりイタリアの首都なので規模が違います!しかし首都なのになぜかローマっ子たちはちょっぴり田舎っぽくてのんびりしている雰囲気もあり、北イタリアの人達とは違うなあと感じます。やはりこれは方言からかなあと思います。そうなのです。ローマは首都ですが、標準語(共通語)ではありません。
北イタリアはどうしてもあくせくしたように感じます。北西部に位置するラ・スぺツィアのスぺッツィーノたちもすごくハキハキした感じに話します。言葉をはっきりと発音するからそう聞こえるのですね。それと語尾を上げます。疑問文でなくても常に上げて話します。抑揚がかなりありますね。
ローマ方言は全然違います。以前ローマにも住んでいましたので、ああ懐かしい!と思わずローマ弁で話そうと思いましたが、おかしな感じになってしまいました。(笑)
元々イタリアに住み始めたのがミラノなので、さらにミラノ弁はすごいです!もっとハキハキと話します。母音のイとエがとてもはっきりしています。でも住み始めたところがこの話し方だったので、これがイタリア語かあ?!と普通に思っていましたが、ミラノから語学留学のためフィレンツェへ短期滞在をした時にあれはミラノ弁だったのね!と気付きました。
フィレンツェはイタリアの標準語と言われています。発音もソフトで、語尾を上げたりしませんし、こもった話し方もしません。とてもしなやかでエレガントですね!
ですので、もし綺麗なイタリア語を話したいと思われる人はフィレンツェへまずは住むことをお勧めします。
日本でもそうですが、住むとわかってくるのですが、イタリアも方言が各地域にあります。ローマに住んだ後、ナポリにも住みました。ナポリ弁はナポリ民謡を歌ったことがあったので、なんとなくこれがナポリ弁ね!と思いましたが、やはり初めは理解できませんでした。でもイタリアの若者たちはわかりやすいイタリア語をそれでも話しますのでいいのですが、問題なのがお年寄りの人達と話すときです。ちっともわかりません。これはミラノ弁、ローマ弁、ナポリ弁、ラ・スぺツィア弁であってもです。その上、耳も遠くて大きな声で話されますが、私が質問したり返事をしても聞こえないためにあんまりわかってくれません。(苦笑)
エミリアロマーナ州、ピエモンテ州、ヴェネト州やプーリア州、カラーブリア州、シチリア島やサルデーニャ島になると方言がさらに違います。
テレビでドラマやドキュメンタリーの番組をするときに、地方の方言で話す場面にはイタリア語の字幕が付くほどです。
イタリア語がわかり始めると方言の違いも分かってきますので面白いですよ!
ピッパとトレビの泉!
ヴィッラ・ボルゲーゼ内の池
ピッパとヴァチカンの前から
ピッパはイタリアの方言までわかるかどうか???ですが、それでもイタリア語と日本語(関西弁)の二か国語を理解していますよ!
さすが!私がイタリア語と日本のミックスの会話でピッパと話すときもわかっているみたいです。。。(笑)
お風呂入る?!(ファッチャーモ・イル・バニェット?)が一番嫌いな言葉ですが。。。(苦笑)
聞いた後、すぐにベットの下に隠れに行きます。。。
これは世界共通かも?!です!(ワンちゃんはお風呂が苦手。。。)
ケイコ