中世から続くマーケット「コヴェント・ガーデン」のクリスマス風景

こんにちは！今回からロンドン特派員として、この素敵な街の楽しいこと・面白いこと・ビックリすること等を皆様にお伝えしようと思います。どうぞよろしくお願いいたします！

さて初回は、私の大好きなコヴェント・ガーデンですよ。

ロンドン中心部にあるコヴェント・ガーデンは、16世紀から青果市場として栄えてきた場所。都市再開発の一環により今では青果市場としての機能はないものの、数々のお店やレストラン等が集中するショッピングと観光の名所です。

そのコヴェント・ガーデンも、今はクリスマス一色に彩られています！ 今年の装飾は、ヤドリギがモチーフです。

映画「マイ・フェア・レディ」でオードリー・ヘプバーンが可憐な花売り娘を演じたり、ヒッチコック監督のスリラー映画「フレンジー」で猟奇的な殺人鬼が働いていたり・・・と数々のロケ地にもなっていますが、

現在イギリスで上映中の最新映画「ボブという名のストリート・キャット」でも、効果的に登場しています！とても素敵な映画なので、日本でも早く公開されると良いですね♪

マーケット・ホールの中心部は「アップル・マーケット」と呼ばれ、今でも手工芸品やアートな品々などを売るストールが並びます。

一方こちらは、クリスマス・シーズンならでは！マルド・ワイン（ドイツのグリュー・ワインと同じく、スパイスを効かせた甘いホット・ワイン）を売る屋台。

人気のブランド・ショップも、ウィンドウはクリスマス・プレゼントにぴったりな商品が揃っています。優しいフレグランスのバス＆スキンケア製品で有名な「クラブツリー＆イヴリン」は、ギフト用の詰め合わせも色々。

紅茶で有名な「ウィッタード」ではバラエティ豊かな紅茶・コーヒー・ビスケットはもちろん、「不思議の国のアリス」シリーズのカップやティーポットも人気です。

ヴィクトリア時代から英国王室にも愛され続けている「ペンハリゴンズ」の香水やバス・グッズは、大切な人へのプレゼントだけでなく自分用にも欲しくなっちゃいますよね！

お腹が空いたり、ちょっと休憩したい時には、マーケット・ホールの地下一階にあるレストランやパブも便利。

周囲には「ロイヤル・オペラ・ハウス」や「ロンドン交通博物館」などもあって、ショッピングだけでなく観劇に観光にと多くの人々で賑わいます。

そんなコヴェント・ガーデンで、クリスマスの雰囲気をたっぷり満喫してくださいね。