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回転寿司で日本の疑似体験? Kula Sushi(くら寿司)

美丸(Mimaru)

美丸(Mimaru)

アメリカ・カリフォルニア州特派員

更新日
2017年2月8日
公開日
2017年2月8日
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前回日本に帰ったのが7〜8年前だったと言うアメリカ生活40年の方と回転寿司に行ってきた。 何故なら日本で回転寿司に行った事がないらしく「日本の回転寿司に行ってみたい!」と日本の回転寿司屋さんの『くら寿司』 に行くことになった。

回転寿司は、サンフランシスコにもあるし回ってくる寿司を取ればいいだけで日本もアメリカも回転するには変わりはないのだ(ご馳走してくれると言うし)まぁ行ってみた。

案内された席について回ってるお寿司を見ながら「どうやって寿司を皿から取り出せばいいのか!?」分からなかった。 そこへ「こんにちは〜、くら寿司は初めてですか?」とテーブル担当のお兄ちゃんがやってきた。 お皿のお寿司を取り方を実模型を使ってご教示、あとは写真を見てねってまるで飛行機のライフジャケットの説明のみたいだった。(思わず拍手してしまった)

私も初めて見たメニューモニター。

幸い隣のテーブルに日本の駐在員家族さんが楽しそうに食事をしていた。 「パパは何にするの?」と幼稚園児ちゃんはオーダーを聞き、迷いもなくモニター操作でタッチしていくではないか。 我らは熟練幼稚園児ちゃんの見事な手順をしばらく見学させていただいた。

英語、日本語、中国語表示は三ヶ国、アナウンスは日本語

タッチパネルで注文すると作りたてがくるので画面で注文を繰り返す。

注文した物がピタッと見事に目の前に止まる。

日本の回転寿司ってみんなこうなっているのかなぁ〜としきりに感心し次々にオーダーして行く。 その度に見事な日本語でアナウンスあるもんだから本当に日本みたい。 食べ終わったお皿はテーブル端にあるポケットに入れていくテーブルの上は常に綺麗(時々おまけが来るらしかったけど気がつかなかった)

お寿司は一皿2ドル25セント にぎりを食べて何か物足りないなと思ったらサビ抜きなのだと気がついた。 お子ちゃまも安心ですね。 そして、にぎり寿司は一種類ネタにプラスαしていて水平思考的なアイディアが興味深くて楽しいお寿司 サーモンだけでも"にぎり" に "サーモン漬け" "マリネ" "旨味オイル" "ガーリックポン酢" "炙り" というバリエーション。 日本に比べて巻物・ロールの種類が豊富じゃないかと思う(日本のくら寿司に行ったことがないので憶測)

モニターの使い方も慣れ、お腹もいっぱいになって気がついた「ところで寿司シェフはどこにいるんだろ見当たらないな」 日本町の2軒ある回転寿司は両店共お客の目の前で寿司シェフが握っているけどレーンに乗ってくるだけで誰が握っているのか見えないと言う。 そう言われてみればそうだ。

日本に比べたら一皿の値段は高いけど、それでも一人20ドルくらいでお腹いっぱいお寿司が食べられるになるなんて安いわぁ〜。 考えてみれば日本に帰ってお寿司屋さんに行く時は少々高くても立派な寿司屋に行こうと思うけど、進化続ける日本の回転寿司は "日本のポップ食文化" だなと思った。

日本に行っても画期的回転寿司屋さんで臆することなく寿司が取り出せると全員ホッとして店を後にした。 しばらく里帰りされていない方には日本の疑似体験できちゃうかもしれません。

「日本に行ってきたような気がする…」 ポツリ呟いていた。

『くら寿司(Kula Sushi)』

住所:19600 Vallco Pkwy Suite 160 Cupertino, CA 95014

電話番号:1-408-861-0155

営業時間:月〜木11:00〜22:00 金〜日10:30〜22:30

Web:http://kulausa.com

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