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等持院は、立命館金閣寺や竜安寺からも近く「きぬかけの路」から少し入った所にあります。
等持院へは、寺院に至る道が狭く大型バスも入れませんから、
観光では穴場の寺院です。
等持院は、暦応4年(1341)に室町幕府 初代将軍足利尊氏公が、
嵐山・天龍寺の夢窓国師に依頼して衣笠山の山麓に建てた寺院です。
庭園は回遊式で、茶室「清漣亭」と芙蓉池を持つ西庭と、
心字池中心の東庭とに分けられています。
等持院は、作家の水上勉さんが(1919~2004)少年時代に徒弟として
過されていた寺院でもあり、直木賞受賞作の「雁の寺」は、
等持院がモデルになったとも言われています。
その他「金閣寺炎上」「五番町夕霧楼」など、京都を舞台にした名作を書かれています。
「金閣寺炎上」では、放火犯による金閣寺火災事件を非常に詳細に書かれています。
名作誕生の源が、ここの景色にあったのでしょうか。
雪景色の庭園。
白い世界に赤い実が映えています。
《等持院》
◎京都市北区等持院北町63
◎アクセス 京福電車「等持院駅」下車 徒歩約10分
◎駐車場 自家用車20台分 無料
◎9:00~17:00 大人 500円