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いまや、世界中の老若男女に大人気のジェラート。発祥地はもちろんイタリアである。遠い昔から食されていた氷+果汁ベースでできたシャーベットタイプの氷菓から時代は進化し、牛乳ベースの氷菓、ジェラートが発明されたのが1559年、イタリアはフィレンツェと言われている。
その起源を辿るべく今年も行われたジェラート祭りのスタートは、フィレンツェから始まった。
以前は各地でそれぞれ行われていたジェラート祭りがひとつのジェラートレースへと生まれ変わり、まずはイタリア国内を巡るレースに進化し、現在はヨーロッパ規模となった。今年は、フィレンツェ→ローマ→トリノ→ミラノ→ロンドン(イギリス)→ワルシャワ(ポーランド)→ハンブルグ(ドイツ)→そしてフィナーレはフィレンツェとなる。
では、このジェラート祭り(レース)がどのように行われるのか簡単にまとめてみよう。
我こそは!と、レースに挑む 16のジェラート店がそれぞれ独自のフレーバーを提案。フードトラック内で、それぞれのジェラート店が自慢のジェラートと共に参加者を待つ。その背後には、エントリー番号・フレーバー・そしてジェラート職人の写真がのったパネルが掲げられている。
参加者は、入口でチケットを購入し、手の甲にスタンプを押してもらう。投票用紙を持ち、16店のジェラートが待つフードトラックへと進み、それぞれのジェラートのお味見をする。そして、一番気に入ったジェラートを選び投票する。各地で行われたレースで勝ち残ったお店は、最終決戦へと挑む。
ジェラートフェスティバルは、レースだけではなく各地ごとにそれぞれのブース、セミナーなども開催される。恒例になりつつある初夏の楽しいイベントだ。
【データ】
GELATO FESTIVAL