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この時期になると送られてくる招待券。この招待券が届くと今年も残りわずかだなぁ。と感慨深くなる。
秋風が心地よいピエモンテ州に実りの秋到来です!
アルバ白トリュフ祭り。
正式名は、アルバ 白トリュフ 国際見本市。
FIERA INTERNAZIONALE TARTUFO BIANCO D'ALBA
( フィエラ インテルナッツィオナーレ タルトゥーフォ ビアンコ ダルバ)
クーネオ県アルバ市の中心地に特別会場が設けられ、毎年10月初旬から11月下旬の長期に渡り様々なイベントが開催される。(注:メインイベントは週末のみ。)
この時期、アルバの町に着くと、どこからともなくトリュフの香りが漂ってくるのは、白トリュフ祭り会場外でもトリュフが販売されていたり、アルバ周辺のレストランでは必ずと言ってよいほどトリュフを冠にした料理が扱われているからだ。
旅行会社さんや料理人・料理研究家さんからの依頼で数年前からアルバ白トリュフ祭りツアーの企画などもお手伝いさせていただくほど今では人気イベントのひとつで日本でも認知度が上がってきたのを感じる。
そんなアルバ白トリュフ祭りは、アルバまでたどり着くことができれば個人でも入場可能なのでトリュフ好きの方には本場のトリュフの香りを是非堪能していただきたい。入場料金もお安く今年も据え置きの3.5ユーロ。プラス9.5ユーロで会場内に設置されたカウンターでワインの試飲2種類がセットになった入場券もある。この時期にピエモンテ方面へ訪れる機会がある方には覗いて頂きたいイベントのひとつ。
こちら館内で売られているトリュフは、トリュフ鑑定士により厳しい検査を合格した品だけが売られているのでその点でも安心なのだ。事前に検査をパスしたトリュフだが、購入後、万が一疑問や質問があれば、随時会場内に駐在する鑑定士さんに再鑑定してもらうこともできる。
鋭い目で五感を研ぎ澄ますのは、Signore Giorgio (ジョルジオ氏)
毎年お会いしては、その年のトリュフ情報なんかも伝授してくれる知り合いの鑑定士さん。
『今では、白トリュフ、黒トリュフなんて呼び方をするけれども昔はトリュフと言えば白と決まっていたんだよ。』とピエモンテ州に住んでいると、ところどころで耳にしてきた話は意外と知られていない。もちろん香りや味わいにも明らかに違いがあるが、白と黒では値段も雲泥の差。
旅行中でトリュフを買って帰るというわけにはいかないという方々のために、トリュフオイルやトリュフバターなどトリュフを使った製品なども売られているので自分の為にそしてお土産探しにも楽しいアルバ 白トリュフ祭り。秋のピエモンテ州は美味しいイベントが満載!
皆様のお越しをお待ちしております。
【データ】
アルバ白トリュフ祭り