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ロンドン繁華街のクリスマス・イルミネーションは11月初旬~中旬から始まって、ニューイヤーを祝う1月初旬まで続きます。今年も主な大通りが、それぞれ華麗さを競っていますよ!
中でも見逃せないのは、リージェント・ストリート。特にピカデリー・サーカスからオックスフォード・サーカスにかけて白亜の建物がカーブを描いて立ち並ぶ周辺は、ロンドン随一の美しさです。
イルミネーションのモチーフは、昨2016年に続き「クリスマスのスピリット」と題されたデザイン。近くで見るとなかなかマッチョな体格の天使たちなのも、現代的な趣きを感じますよね。
そしてリージェント・ストリートからリバティ百貨店に向かい、その横にあるカーナビー・ストリートへ行くと・・・。
あれ?クリスマスなのに、何故かヤシの木が見えてきます。
ここは毎年ちょっと個性的なクリスマス・デコレーションをしていて、今年のテーマは「クリスマス・カーニバル」。
1960年代にはモッズやヒッピーで賑わい「マリー・クワント」など当時の新進デザイナーたちが活躍した通りならではの、他とは違う趣向が楽しいカーナビー・ストリートです。
一方オックスフォード・ストリートは少々おとなしい印象を受けますが、児童虐待防止の慈善団体「NSPCC」による子供たちのためにクリスマスをライトアップしよう!というスローガンが共感を呼びます。
大通りだけでなく、小さな脇道でも素敵なイルミネーションが煌いて・・・ショッピングやパーティーで街に繰り出す人々の気持ちをいっそう囃し立てる、この時季ならではのロンドンです。