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近年のロンドンでは、クリスマス商戦が始まるのは11月から。アメリカ合衆国のように感謝祭を祝う習慣はないので、晩秋には街がクリスマス一色に染まります。
中でも顕著なのはデパート。まずは例として、こちらリバティ百貨店を覗いてみましょうか?
正面入り口にある花屋さんには、こんな花柄模様でラッピングされた郵便ポストが飾ってありましたよ。やっぱりリバティといえば花柄やペイズリー柄ですよね!
吹き抜け天窓のあるホールは、例年よりもシンプルでモダンなデコレーションが印象的でした。建物そのものがクラシカルなので、こういうのも似合います。
別のセクションには、まさにクリスマスらしい煌きも。
なお、これはクリスマスに限らないのですが・・・リバティ百貨店に行ったら、出来ればリフト(エレベーター)よりも木の階段がお勧めです!ミシミシ音を立てて、ノスタルジックな雰囲気。
階段の手すりや窓枠なども、時代がかってて素敵ですよね♪
一方こちらは、リバティからも程近いセルフリッジズ百貨店。1875年創業のリバティに比べれば新しいとはいえ、こちらも110年の歴史を誇ります。
ここは特に、ウィンドウ・ディスプレーに並々ならぬ力を注いでいるのが有名で・・・今年のクリスマスも、その評判にたがわない出来栄えです。
ファッショナブルでありながら、高級感よりも親しみやすさと現代的なテーストに満ちています。
他にもハロッズやフォートナム&メイソン等、数多くの有名百貨店が競い合うロンドン。時間があれば、ゆっくりウィンドウ・ショッピングも楽しんで下さいね。