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テンダーロイン地区は教会で炊き出しがありその関係でホームレスの集まる場所、治安が心配される場所でもある。 でも最近は徐々にレストラン、カフェ、ショップが進出してきて、夜でもそのライトで明るく "健全な繁華街" になりつつある。 これから家賃は高くなっていく所ではあるけど、今はそれでも安いエリアでも小さな子供を持つ家族が多い。 家の中は安全でも一歩外でたらホームレスが歩いているエリアで子育てをしなければやっていけないちょっと切ない話だ。
バンネス(Van Ness AVE)からエリス通り(Ellis ST)をユニオンSQ方面に1.5ブロック行くと『ラスティーズ(RUSTY'S Southern)』と言う南部料理のレストランがあった。 どうも2年くらい前にオープンしていたようなんだけど、通るだけで全く気がつかなった。 何で知ったかってテレビのグルメ番組で紹介されていた。 去年New Orlinsで感動した南部料理と "サザンホスピタリティー" をちょっと期待。
開店時には既に3〜4組待っていて、聞いたら席は予約でいっぱいなのでカウンターでいいかと素っ気なく言われた。 ヘェ〜やっぱり人気なんだ。
アンティークのシルバープレートを壁にかけ ⇨ 家にあるのもこうすればカッコ良く見えると学習。
料理を頼むと アミューズ(付き出し) "スモーク茹でピーナッツ" が出てきた(テレビでも同じだった)
ガンボはカップ(Gumbo$5)で頼んだ。
ソーセージがいっぱい入ってちょっとスパイシー。
なのでご飯がうまい具合に辛さを和らげてくれた。
ブレスト(写真中央)・ドラムスティック(写真右)・タイト(写真左)の3種類の部位のフライドチキン(Buttermilk Fried Chicken$19.50)でどっつりしたガリガリとした衣がは、ちょっと他にはない。 ブレストは胸肉、ドラムスティックは足、聞きなれないタイト(Thigh)はモモ肉
サーブしてくれたすまし顔のお姉ちゃん私たちを始めてきたと察知し事前に「ここは量が多いからね」と言ってたのがよく分かった。
各テーブルにホットソースと黄色いマスタードソースが置いてあってフライドチキンの時はこれでね! とすました顔で言い残して言った。 円やかな辛さで南部料理じゃなくなってきた感じがした。
付け合せのカラードグリーン(Braised Collard Greens)にもスモークされたバーベキュー(軟骨部分)が入っていて面白い食感だった。 ピラフ状のご飯ってジャンバラヤ(Jambalaya)?
Slidersは チキン・バーベキュー・シュリンプの3種類($16) を頼んでみた。 既にフライドチキンでお腹がかなり満たされスライダーと言ってもやや大きめバンズ。 まだいけるだろうと甘くみるとボリュームにやられちゃう。 量は間違いなくサザンホスピタリティーだ。
やはり満員御礼の店内。
間口は狭いが奥行きのある建物だ。 賑やかな雰囲気はニューオリンズみたいだけど、料理は、去年毎日食べてたニューオリンズのそれ+カリフォルニア料理のフュージョン、おねえちゃんがおすまししてサーブするのはサンフランだね。
南部料理体験というより "人気レストラン" に行く気持ちで行くといい。 そしていくら明るくなったとは言えどもホームレスがいない訳ではないので十分気をつけて行かれてくださいな。
【RUSTY'S SOUTHERN】
住所:750 Ellis ST San Francisco, CA 94109
電話番号:415-638-6974
営業時間:ブランチ木〜日10:00〜14:30 ディナー火〜土17:00〜22:00
URL:http://rustyssf.com