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ロンバードストリート(Lombard ST)と言えば "世界で一番曲りくねった坂道" で有名な道で知ってる人も多い。 日本で免許取った方ならあまり問題なく降りれる下り坂でもアメリカ人には腕試しのS字クランクだ。
しかし、この道は市内から北上する時、ゴールデンゲートブリッジを使う際には重要な幹線道路なのだ。 ロシアンヒルとプレシディオの間のカウホーロー(Cow Hollow)地区には大小モーテルがたくさんある。 マリーナ地区(Marina District)の脇でもあるためカウホーローには目立たないがなかなかいい店が多くその一つが、スパニッシュレストラン 『アレグリアス(Alegrias)』 スペイン語で喜びを意味する。
店内は奥行きがあり、手前にバーカウンター、その周囲には4人くらいまでのテーブル席、奥にはちょっとしたパーティもできそうなやや広いスペースがあった。
照明はやや落とし気味で落ち着いた雰囲気(窓がないかも)テーブルクロスが真っ白で気持ちいい。
『サングリア(Sangría$7.50)』 バーカウンターの端っこでどって事なく用意されていた割に甘すぎず美味い。 テキトーに作っていなさそうだ。
『Escalivada$8』
茄子をグリルしオリーブオイルでマリネした。
冷たいタパスの一品。
あら素朴な甘さが胃袋の運動を開始させてる。
『Pimientos Piquillo$12』
ラムの赤ピーマン肉詰め。 家で作るピーマンの肉詰めに比べるピーマン→レッドベルペッパー、豚→ラムとちょっと変えただけでなんかオシャレじゃない? ピリッとスパイシーなソースが食欲をそそってくるわっ、
『Cazuela Caracoles$12』
アサリとエスカルゴと人生初の取り合わせだった。
エスカルゴと聞いただけで頼んでしまった。
『Paella Marinera$29』
米のアルデンテとはこういう炊き方だ! 見事に一本筋の入ったご飯。
うちのばあちゃん食べたら「芯入ってるどぉ〜〜#」と怒り出すと思う。
日本で "スペインの炊き込みご飯" という説明があったりするけど明らかに違う。
他に海の物山の物両方入ったもの、イカスミもあった。
具材が取り立てて変わったものがない分、スペインのおっかさん風でいい。
ワインはお店の方にお願いした、スペインワインの一大産地 『リオハ(Marques de Larra $45)』 を選んでくれた。
2010年でも全くヘタってなく時とともに香りの変化が十分に楽しめた。
適度なボリューム感があってナイスな一本☆
燃えるパンケーキ 『Panqueque manzanas$9』
かなり燃えたぎって登場した、手が熱くないのか聞いてみたら
熱いって言ってた。
やっぱりね、消えるまで待った方がいいか聞いてみた。
待った方が火傷せずに済むって笑ってた。
やっぱりね。
最初の3品は本日のスペシャルだったのでメニューには乗っていないタパス。 パエリヤとデザートはグランドメニューにあったものだった。 タパスで食の冒険して〆は"ザ・スペイン"のパエリアの王道のコースにすると納まるところにおさまっ充実感たっぷり満足感どっぷりのディナーとなった^ ^
繁華街ユニオンスクエアからは少し離れているけど、マリーナ地区に宿泊するのであればオススメのレストランだ。 お店の方たちもすごくフレンドリーで陽気で良くじゃべる、お店の人同士はスペイン語で話しているので一瞬どこの国? と思ってしまう結構楽しい店だった。
【Alegrias】
住所:2018 Lombard ST San Francisco, CA 941243
電話番号:415-929-8888
営業時間:水〜日17:30〜21:30 (金・土〜22:30)
定休日:月・火
URL:http://www.alegriassf.com