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世界の都市安全性指数ランキングで香港は第9位。1位は東京

武田 信晃

武田 信晃

香港特派員

更新日
2018年3月6日
公開日
2018年3月6日
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ザ・エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)が発表した「世界の都市安全性指数ランキング2017」で香港は86.22ポイントで世界第9位であることが発表されました。なお1位は東京の89.80ポイント、3位に大阪が88.87ポイントでランクインしています。

このランキングは2015年からはじまったもので世界60の都市を対象に「サイバーセキュリティー」、「医療・健康環境の安全性」、「インフラの安全性」、「個人の安全性」の4つのカテゴリーに分け、49の指標で評価して順位をつけました。平均値は72.00ポイントでした。リポートによると前回の2015年と比べるとソウルとマドリッド以外の58都市は前回よりもスコアを落としているとしています。

香港について具体的に見てみると「サイバーセキュリティー」は85.77ポイントで第5位を記録しました(平均値は66.20)。リポートでは香港警察がサイバー攻撃に対する専門部署を設立したことを評価しています。一方で「医療・健康環境の安全性」は73.29ポイントで24位と中位にとどまっています。これがさらに上位にいけない阻害要因となりました。こちらの平均値は69.2ポイントでした。

「インフラの安全性」は96.04ポイントで第7位。大阪(11位)、東京(12位)を上回っています。平均値は78.20ポイントです。インフラは新しいかどうかも重要ですが、ガバナンスが優れているのか? 自然災害に対応できるのか? なども判断されています。地球温暖化で海面上昇が発生すると言われていますが、世界の3分の2の都市が沿岸部にあるためその危険性も評価しています。最後の「個人の安全性」(平均値は74.40)は89.75ポイントで第7位にランクインされました。トップ10には香港のほか東京、大阪を含めた高所得層または中高所得層に属するが入っているのが特徴です。

上記の数字をみてわかるように香港は基本的に日本と同じで夜に女性が1人で歩いても大丈夫な都市です。地震もありません。安心して香港観光を楽しむ事ができると思います。

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