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3月の3連休(土日に加え、月曜日がアデレードカップの競馬の日のため祭日になりました)に開催されたWOMADelaideは週末に気温が上がり26回目を迎える今年は猛暑の中での音楽祭となりました。
実はこれが行われたボたニック公園は34ヘクタールという広さ、東京ドームが約7個分に相当します。アデレードの中心部からは徒歩15分ほどのところにある普段は静かな公園です。
今回はその広い公園での行われた音楽祭の様子を伝えたいと思います。
WOMAD(World Of Music, Arts, Dance)は世界数か国で開催されている音楽祭で、ここアデレードではWOMADelaideという名前です。
オーストラリアだけではなく世界からアーティストが集まり様々なジャンルの音楽を披露します(日本のアーティストの参加は今年はありませんでした)。移民の多いオーストラリアなので、自分の生まれ育った国の音楽に懐かしく耳を傾けている人も。
広い公園には、8ステージ(1~8)があって、メインの3つの他に小さなステージが5つ。それぞれのステージでは約60~90分ほどのコンサートが行われています。リハーサルも必要なグループがあるので、この8ステージのうち約半分の4つ(1~4)では常に同時進行でコンサートが。残りのステージ(5~8)では準備にそして次はこのステージで(5~8)でコンサートが行われ、残りのステージ(1~4)でリハーサルという風に常に回りながら行われていきます。4日間で一度だけのステージというグループもあれば何度か歌うグループも。一度だけとか昨年にとても人気だったアーティストには人が集まります。
そんなに同時進行で近所のステージがうるさくないのかなと思っていましたが、心配無用!広い公園では音がすべて吸収されてしまうのでほとんど気になりません。
↓会場では霧状に水を散布、その下で子供たちが遊ぶ姿が目立ちました↓
↓こうして踊っている人の姿もかなり目立ってました、基本的にどんなジャンルの音楽でも必ず踊っている人がいたのがとても印象的です↓
↓暑いので音楽がスタートするまでは木陰に避難、ほんとに暑かったです。アイスキャンディーの屋台には常に長蛇の列でした。↓
↓話題性のあるアーティストのカメラピッチにはフォトグラファーが多くなります。私たちは音楽をゆっくり聴く間もなくステージからステージへとアーティストを追いかけて行きます。というのもコンサートがスタートしてから約10分間だけこのピッチでの撮影が許されているからです。同時進行で色々なステージで行われているので時に走らないと間に合わないということも。
↓大きなステージの前ではこんなに多くの人が。盛り上がり始めると立って踊りだす人がでてきます↓
↓ここ最近はアボリジニ・アーティストも多くなってきました↓
この広い公園での4日間の音楽祭にはまだまだたくさんのお楽しみがあります。少しずつ紹介したいと思いますのでお楽しみに。
南オーストラリア州は今まさにフェスティバルブーム、このような大きくて継続性のあるものから小さなものまでさまざまな催し物が開催されています。来られるからは是非チェック。ローカルイベントを楽しんでみてはいかがでしょうか。
WOMADelaideの公式サイトはこちら