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カボフリオで観光客はどう動けばいいのか?難易度の高い交通事情

Harumi

Harumi

アメリカ・フロリダ州特派員

更新日
2018年4月3日
公開日
2018年4月3日
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Olá! Tudo bem? Harumiです。

カボフリオはそれほど大きな街ではありませんが、沢山の綺麗なビーチが点在していて、基本的に市内バスで移動ができます。が!、ポルトガル語がある程度わかる方、海外経験がそこそこある方のような上級者じゃないと現実問題市内バスの利用は難しいと思います。

ただでさえ土地勘のない場所です。カボフリオはサンパウロやリオデジャネイロのような都会に比べれば治安はマシな方ですが、そうは言ってもここはブラジル。

しかもカボフリオには日本人どころかアジア人自体が非常に少ないので、日本からの観光客となるとかなり目立ちますし、恐らく一目で観光客とバレます。つまり危険です。

バスの中での窃盗の話はたまに聞くので、できることなら避けるべきです。

そして個人的にバスをお勧めしない理由は、時刻表は一応存在しますが入手困難(インターネットで検索できますがポルトガル語のみ)、時間通りに来ない、そして中心街だと特に長蛇の列です。昼間の移動だったら暑さ対策も必要です。夜となったら危険度が増します。

私は以前何度かバスに乗っていますが、まだ土地勘もあまりなくポルトガル語にも不安があって一人で乗ったことは一度もありません。それに周りのブラジル人も、そんな私に一人で街をふらふらすることを許してはくれませんでした。

とは言っても安く移動できますしなんと言ってもブラジルのローカルな雰囲気が味わえるので、バス移動に挑戦してみるのも一つの思い出になるでしょう。

ただしその際には充分な下調べが必要不可欠です!

次の交通手段はタクシー。日本のように流しのタクシーはあまり走っていませんが、タクシー乗り場が街のいくつかの場所にあります。

ただしこちらも最低限のポルトガル語での会話が必要になってきますし、料金は他の移動手段に比べて高額で、場合によってはぼったくられる、、ということもなきにしもあらず。

次は最近人気のウーベー(UBER)。

タクシーよりも安価で、自分の現在地から目的地まで快適に車移動ができます。

ケータイのアプリをダウンロードして現在地と目的地を選択すると、近くにいる可能な車が迎えに来てくれて目的地まで送り届けてくれます。

しかも決済はアプリ上でのカード払いなのでぼったくりの心配や言葉の心配もありません。

デメリットとしては、まずケータイがwifiでオンラインになっている必要があること。旅行中ですとモバイルwifiなどを携帯している方ばかりではないので、そうなるとウーベーの利用は難しいです。

次に安全面です。タクシーと違い一つの会社が運営しているわけではなく、一般の人が自分の車両を使ってウーベー側と提携してサービス提供をしています。

ですのでどんな人が来るのか予想が付かず、トラブルのリスクは高くなるかと思われます。

最後の選択肢としてはレンタカーが挙げられます。

カボフリオ内にもレンタカーのできるお店はありますが、リオデジャネイロ市もしくは空港で車を借りてカボフリオまで自分で行く、という選択もあります。

利便性で言うとこの選択が一番いいと思われますが、これにも色々とデメリットはあります。

まずブラジルではマニュアル車が主流です。オートマ車も走っていますしレンタカーもできるとは思いますが値段は高くなり、圧倒的に数は少ないので空きの車が都合よくあるかどうかはわかりません。

ですのでマニュアル車の運転ができないとなかなか厳しい現実です。

次に給油をする際などにもポルトガル語が多少必要になってきます。

ブラジルではガソリン以外にもガスやエタノールなど種類の違う燃料が存在するので、何をどのように給油しなければいけないのかを理解している必要があります。

最後に、土地勘の無い場所を自分で運転するので、こちらのマナーなどにも柔軟に対応していく必要があります。

特にリオデジャネイロ市内は渋滞や複雑な道、マナーの悪いドライバーなどにカルチャーショックを受けるかもしれません。

カボフリオも運転マナーはあまりいいとは言えませんし交通ルールも日本とは色々と勝手が違いますのでもしブラジルでレンタカーをする際には注意が必要ですし、GPSはあった方がいいです。

以上カボフリオでの交通手段をいくつか紹介しましたが、全体的に旅行者には難易度が少し高めです。

もしカボフリオにいらっしゃることがあれば、私たちも日本人旅行者の皆さんのサポートをしたいと考えています!

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