
オペラ・ガルニエに侵入!謎を解いて怪人救出!
2019.12.28
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パリの中心部は歴史的建造物がずらりと連なっており、どこを切り取っても絵になりますが、今回はパリの中心部で、観光客にとって起点の一つになるだろうオペラ地区を中心に、いくつかSNS映えするスポットを紹介します。
オペラ地区とは、その名の通りオペラ・ガルニエ(オペラ座)がある場所で、市内とシャルル・ド・ゴール空港をつなぐロワシーバスが発着しています。また日本食レストランなども多く、ギャラリー・ラファイエットやプランタンなど、デパートが立ち並ぶショッピングエリアでもあります。
まず外せないのがオペラ・ガルニエ。とにかく内装が壮麗です。大理石の大階段や黄金に輝く大広間はSNS映えすること間違いなし。見学ではなく観劇のために劇場内へ行くことがあれば、バーでシャンパンなども売られていますので、グラス片手にセルフィーを撮る人も多いです。
オペラ・ガルニエの外観もパリらしいカットが撮れます。地下鉄オペラ駅の地上出口からオペラ・ガルニエを背景にシャッターを切ってみましょう。ちょうど良い具合にオペラ・ガルニエが入り込んで、「これぞパリ!」という感じの写真になります。
パレ・ガルニエ
詳細をみるオペラ・ガルニエから南のパレ・ロワイヤルも外せないスポット。元はルイ13世の治世に宰相を務めていた枢機卿リシュリューが建てた館で、リシュリューの死後、フランス王家に寄贈されました。そのため「パレ・ロワイヤル(王宮)」と呼ばれています。
現在は庭園が解放され市民の憩いの場になっています。その中でも、特にSNS映えするのはパレ・ロワイヤル内をぐるりと囲むように構成する回廊です。ここもポーズを決めて写真を撮っている観光客は多いです。
パレ・ロワイヤル自体は、王家に寄贈された後にオルレアン家のものとなりました。そして革命前に同家ルイ・フィリップ2世が、庭園を囲むように建物を増築。そのスペースを商人へ貸し出し、現在私たちが目にしている構造になっています。
回廊部分にオペラ・ガルニエのような豪華さはありませんが、幾何学的なデザインがとても印象的。中庭広場にはダニエル・ビュランにより1985年にデザインされた、白黒ストライプの円柱型インスタレーションが設けられています。ここも絶好の撮影スポットです。
パレ・ロワイヤル
詳細をみるパレ・ロワイヤルの北側には、ギャルリー・ヴィヴィエンヌというパッサージュ(アーケード街)があります。パリ市内にはいくつかパッサージュは存在しますが、その中でもっとも美しいと言われているのが同所です。
ギャルリー・ヴィヴィエンヌの利点は、まず光の加減がちょうど良いこと。晴れた日は日向と日陰で光のコントラストが強くなってしまいますが、ギャルリー・ヴィヴィエンヌは天井をガラス窓に覆われているため、光が自然と最適に調整されます。曇りや雨の日でも、曇り空や雨空のどんよりした雰囲気が映り込むことなく、パッサージュ内の色合いとあいまって、明るい雰囲気で撮影できます。
王道の撮影スポットは、パッサージュの中央回廊部分。時間帯によっては記念撮影している観光客も多いため、良い構図を押さえるには少し待つことがあるかもしれません。パッサージュ内にはカフェやバーなどもあり、グルメと組み合わせてもいいですね。パッサージュ内北側にある古本屋も、SNS映えする場所の一つ。古書が並ぶ様子はヨーロッパに来た雰囲気を画面から漂わせます。
ギャルリー・ヴィヴィエンヌ
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