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Concierto: Japon y su Musica – En el puente de la Amistad
(日本とその音楽、友好の架け橋)というコンサートが5月26日(土)開催されます。
和楽器が中心の日本・アルゼンチンアンサンブルです。
会場はミクロセントロ CORRIENTES大通りの近くです。地下鉄B線のFLORIDA駅とALEM駅の間です。
YMCA Reconquista 439
Informes: 4311-4785
入場無料です。
アルゼンチン人、日本人の和楽器アンサンブルですが、
アルゼンチンではこのような本物を聞かせていただくことはなかなかないと思います。
現在アルゼンチン滞在中の
福原鶴章(ふくはら つるあき)先生が締太鼓で出演。
((プロフィール))
舞踊家、花柳瀧ゆき(はなやぎ たきゆき)の次女として生まれ、幼少より母に日舞の手ほどきを受ける。
長唄は杵屋栄富佐次(きねや えいふさじ)氏に師事。1997年 杵屋栄佐記次(きねや えいさきじ)の名を許される。
囃子は福原鶴二郎(ふくはら つるじろう)氏に師事。1998年 福原鶴章(ふくはら つるあき)の名を許される。
日舞は花柳瀧藏(はなやぎ たきぞう)氏に師事。2001年花柳瀧胡ゆき(はなやぎ たきこゆき)の名を許される。
2001年に東京八王子に囃子の稽古場を開く。
東京を中心に演奏活動をする傍ら弟子の育成にあたる。
実はアルゼンチン日本婦人の会「セイボ会」で役員をしていたときに、以下のような和楽器ふれあいワークショップを
していただきました。
とても美しい場所に美しい演奏でおかげで素敵な会になりました。
((ご一緒の方は鈴木万理先生 JICAのシニアボランティア日本語教育でアルゼンチンで活動中))
福原鶴章先生は小鼓(こつづみ)、大鼓(おおつづみ)、太鼓の3つの楽器を演奏されます。
これらの和楽器は
今から700年ほど前の室町時代に能楽が確立されると共に発達したそうです。
桜の木でできていて、馬の皮を利用しているので、乾燥や湿気に注意すべきということ、
さらに、手拍子で太鼓と小鼓のチョンチョンタッタというリズムを皆さんで打ってもらいました。
別途、当方が日本語を25年教えています、ブエノスアイレス市立外国語大学でも日本人ゲストとして福原鶴章先生に来ていただきました。
日本の拍(はく)という感覚はなかなか外国人(アルゼンチン人)の方にはわかりにくいんですが、日本語を学ぶには重要です。
このような伝統的な楽器、和楽を教えていただき日本人である私もこの「拍」の概念はこんな歴史的背景があるのだという
新しい発見となりました。
((日本語のクラスなのでもちろん日本語で説明します))
ちょうど、誕生日パーティーがあり、アルゼンチン人生徒の皆さんはマテ茶や手作りのお菓子、アルゼンチンで食べられている物など
素敵な交換になりました。
このように、本当に素晴らしい伝統日本文化をご存知の先生に身近にいらっしゃることをうれしく思いますと、ともに、ぜひ、アルゼンチンにいらっしゃれば、ご体験されればと思い、コンサートの機会を記事しました。
日本を愛してやまない方々もいらっしゃると思います。
わざわざアルゼンチンに来られて、こんな交流も楽しいですね。