テッラ マードレ サローネ デル グスト 2018 閉幕

テッラ マードレ サローネ デル グスト 次回からの課題と反省。今となっては伝説となった2年前のロケーションがよかった！というお声を多くお聞きしました。個人的には私も大賛成です。が、継続できなかった理由をお伝えします。2年前の2016年は、トリノにあるヴァレンティーノ公園や、目抜き通りであるVia Roma ( ヴィア ローマ）などに出店者が軒を連ね、その名の通り、スローに緑に囲まれた中での展示会が実現。大好評の裏側で、保安上の問題やお天気にも恵まれすぎて品質にダメージを与えかねない商品、入場料が無料だったので一層混雑し、長蛇の列ができ熱中症の人がでるなどの課題が重なり今回は展示会会場に凝縮しました。たくさんの方からなぜなぜ？と質問がありましたのでこちらでご説明させていただきます。

ご存知 国際スローフード協会会長 Carlo Petrini ( カルロ ペトリーニ )氏

彼の言葉をイタリア語で理解できるこの喜び。一番最初に彼の演説を聞いたのは、かれこれ10数年以上も前になるのか。と最近めっぽう歳を感じる。その時は、英語で同時通訳されるイヤホンをお借りしたものだ。ほぼイタリア語しか話さない生活が長くなると困ったことに英語がでてこない。英語で聞かれた質問にイタリア語で返してしまったり。昔々、フランスでまだ通貨がフランのころ、フランス人に英語で質問するとフランス語で返ってきたのを意地悪だと思い込んでいた自分がふと我に返る瞬間。フランス人の皆さんごめんなさい。わざとではないのよね。。。専門用語になればなるほどその国でしかないニュアンスをその国の言語で理解できるようになってきたことに改めて喜びを感じる日となった。

それにしてもカルロ ペトリーニ氏の演説は、カリスマ性があり、彼がマイクを持つと会場の空気が変わり、皆が魅了されているのがわかる。今後の活躍も楽しみだ。

Terra Madre SALONE DEL GUSTO

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