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Olá! Tudo bem? Harumiです。 最近は日本でもヘアドネーションという髪の毛の寄付を取り上げた記事をたまに見るので、知っている人は知っていると思うんですが、ブラジルでの切った長い髪の毛の利用は日本以上に一般的に行われていると思います。
ヘアドネーションは病気などでウィッグ(かつら)を必要とする人のための寄付ですが、それ以外にもブラジルではエクステで人毛を付けることも珍しくないので、髪の毛買い取りをしている美容院へ切った髪を持っていったり、その場で切ってもらってその毛を売ることができます。
私が初めてブラジルに来た当時は数年髪の毛を伸ばしていたので結構な長さがありました。 そしてその後妊娠して出産を迎えるにあたって髪の毛を切るつもりでいましたが、結構な人に「その髪の毛どうするの?」と聞かれていました。私はそれまでも「伸ばしては切る」というスタイルだったのでごく普通に切って、切った髪は当然の如く捨てるだけだと思っていたのですがよくよく話を聞いてみると「髪の毛は売れる」ということを知ったんです。
しかも私はそれまで染めたことがなかったし、日本人の黒いストレートで強い髪の毛は価値が高いようで、結果60センチほど切った髪の毛が350レアルで売れたんです。1万円相当です。
ただ、インターネットで個人的に取引すればもっと高値が付く可能性があるようです。
最近では買取額が下がっていたり、決して全ての美容院で買い取りしてくれるわけではないので、手間を考えても寄付、という選択肢もありますが、ブラジルではちゃんと信用した人の元に持っていかないと
横流しされて全然関係の無い人の利益にされてしまう可能性も否定できない、という事情があります。 でも、寄付にしても買い取りにしても、ただ捨ててしまうというのは明らかにもったいないので、この髪の毛の利用がもっと認知されればいいなぁ、と個人的には思っています。