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なぜ、カンガルーという名前? 会いに行って疑問に思ったこと アデレード編

さくら 麻美

さくら 麻美

オーストラリア特派員

更新日
2019年2月4日
公開日
2019年2月4日
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こんにちわ、夏を迎えたオーストラリア大陸からアデレード特派員のさくら麻美です。

カンガルー、コアラと言えばオーストラリアでお馴染みの動物たち。

アデレードの空港に着いたらカンガルーが跳ねている姿を想像している旅行者のあなた。。。そして

空港を出たらこんな風にお迎えしてくれるなんて。。。思っていらっしゃる方・・・

もしかしたら楽しみにしているとしたら、

がっかりさせて申し訳ないのですが

それはない!!です

↑カンガルーに餌をあげているところ!、手が可愛いですね↑

夏の森林火災で住宅街に水を求めて訪ねてくるカンガルーはいますが、普段、アデレードの都市部では人間の生活の中には入ってくることはありません。

人間の周りにたくさんのカンガルーが寄ってくるそんな場所を紹介しましょう。

アデレードから約15㎞離れたクルランド・ワイルドライフ・パーク(Cleland Wildlife Park)、今から約50年ほど前に自然保護の目的で作られたその公園にカンガルーたちは住んでいます。

↑広すぎて公園とは思えない、あちらこちらで休憩中のカンガルー↑

南オーストラリアに住んでいるカンガルーは レッド(Red kangaroo)、ウェスタン・グレー(Western grey kangaroo)、ワラルー(Wallaroo)の3種類と言われています。

ここで問題です!

カンガルーの名前の由来

なぜカンガルーと名前がついているのでしょう??

その昔オーストラリアにやってきた英国人がカンガルーを見て、原住民であるアボリジニに何かを聞きました。

英語のわからないアボリジニは、その旅人にKangaroo(アボリジニ語で わからない という意味)と言ったのがそのまま動物の名前になったとか。

今はオーストラリア総人口の倍以上約6千万頭のカンガルーがいると言われています。地球環境の変化に伴い、カンガルーの増えすぎが今問題になっているのです。。

さて、そんなカンガルーがアデレード周辺で多く住んでいるのがこの公園、間近で動物を見ることができる公園として人気のスポットです。

広さは、4.3スクエア(11.25平方キロメートル)。カンガルーの他にコアラやウォンバットなどオーストラリアの自然の動物がのんびりと暮らしている公園の一つ。

公園入場の時に、餌をもらえるので餌付けをすることもできるんですよ。

★注意★ 餌袋を持って歩きまわると、カンガルーから追いかけられることもあります。隠しながら歩いてください!!

そしてお勧めは午前中の餌付け、午後はお腹がいっぱいで寄ってきてくれないことが多いです。

アボリジニ時代から人間と生活を共にしていたカンガルーはオーストラリアを代表する動物、アデレードに来られた際には是非会いに行ってみてくださいね

Cleland wildlife park開園時間 毎日 午前9時半 (クリスマスと夏場の火災アラームが出ている時を除く).

閉園時間 夕方4時半

アデレード市内からの公共交通機関がありません、観光ツァーまたは車で行くことをお勧めします。

入場料 大人 25.50豪ドル(2019年2月現在/子供、学生や家族割引あり)

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