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レトロで可愛いミシュラン・ハウス、お勧めスポットです!

小野 雅子

小野 雅子

イギリス特派員

更新日
2019年4月2日
公開日
2019年4月2日
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ロンドンには無料の美術館や博物館が沢山あり、中でもヴィクトリア&アルバート美術館や自然史博物館などは人気。最寄りのサウス・ケンジントン駅を利用する機会も多いと思います。

そこで今回はサウス・ケンジントン駅から徒歩3分ほどで行ける、ちょっと素敵なスポットをご案内しますね。それはタイヤ人形のマスコットやグルメガイドでお馴染みの「ミシュラン」UKオフィスがあったビル。

建設されたのは1911年。当時流行していたアール・デコ様式がレトロでロマンチックな美しい建物の所々に、ミシュランのロゴや同社のタイヤを使用した車の絵、それに愛嬌あるタイヤ人形マスコットがあしらわれています。

実は1985年にミシュラン社はこのビルから社屋移転したため、今では別のオーナーが経営。そしてオーナーの1人テレンス・コンラン卿のインテリア店「コンラン・ショップ」を始めとする商業店舗やレストラン、バーなどが営業しています。

地続きの1階はタイヤやパーツのデポを兼ねていたそうで、今も床にモザイク画が。部品を片手に持ったタイヤマンがラテン語で「Nunc Est Bibendum」と言っているのは「そろそろ一杯飲む時間かな」という意味だそうで、ユーモアたっぷり!

道路に面したカフェにも、ミシュラン製タイヤを装着した当時のレーシング・カーがタイル画になっています。クラシック・カー好きにも喜ばれそうですよね。

カフェのシュガーポットにもタイヤマン。彼は窓のステンドグラスにもなっているし、元祖ゆるキャラともいえる貫禄!?

サウス・ケンジントンで時間があったら、ぜひ立ち寄って欲しい「ミシュラン・ハウス」なのです♪

ミシュラン・ハウス(Michelin House)

住所: 81 Fulham Road, London SW3

カフェ&レストラン「ビベンダム」のURL:

http://bibendum.co.uk/

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